東京アカデミー名古屋校
ブログ
こんにちは!新しく東京アカデミー名古屋校の教員採用試験チューターとなりました、平上(ひらがみ)です!
このコーナーでは、主に私が教員採用試験に向けてやってきたことを書いていきます。「教員採用試験って、何をすればいいの?」とか、「教材を取り寄せてはみたけど、なんか内容が多い…」と思っている、初めて教員採用試験に取り組む皆さんの不安をどんどんなくしていければ嬉しいです!
今日は「試験に向けた勉強のスケジュール」についてお話します。教員採用試験は出題される内容が多岐にわたるので、今のうちから対策を立てておくと安心です。6月の1次試験、教職・教養の試験を想定して、まずは試験本番の自分の姿をイメージしてみましょう。
11月(今ここ)
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月(1次試験本番)対策はバッチリ!
実質7か月くらいで、試験範囲を完璧にする必要があります。そして範囲を1周するだけでは内容はほぼ身につきませんので、何回か繰り返し学習し、参考書と問題集を往復して試験範囲の定着を図りましょう。
そのように考えて、まずは2周する場合のスケジュールを考えます。
11月(今ここ) 参考書を覚える①
12月 参考書を覚える①
1月 参考書を覚える①
2月 問題集を解く①
3月 参考書を覚える②
4月 参考書を覚える②
5月 問題集を解く②
6月(1次試験本番)対策はバッチリ!最終仕上げ
もちろん「1周するのにこんなに時間かけなくても大丈夫!」という皆さんは、3周する場合のスケジュールを立ててみましょう。
11月(今ここ) 参考書を覚える①
12月 参考書を覚える①
1月 問題集を解く①
2月 参考書を覚える②
3月 問題集を解く②
4月 参考書を覚える③
5月 問題集を解く③
6月(1次試験本番)対策はバッチリ!最終仕上げ
ここからさらに「教育原理」「教育法規」「教育史」「教育心理」「一般教養」などに細かく分けてスケジュールを決めていきます。もちろん早めにスケジュールを消化できたら、どんどん何周もして知識の定着を図りましょう。
ここまでのお話で、「あれ、ヤバくない?毎日勉強しなきゃ!」と思えてきた皆さんは、もう立派な受験生です。ですが、毎日必死にやっても心や体は傷ついてしまします。なので、1日単位でみると勉強量が落ちてしまうのは仕方のないことなのです。勉強したくない日、友達と遊びに行く日は遠慮なく休みましょう。しかし、その生活が毎日続いてしまってもいけません。
そこで私は「試験前日に『頑張ったんだから、絶対大丈夫!これ以上勉強したら自分が持たなかった!』と思える量」が「いい勉強量」と考えています。皆さんも「自分は何やってんだろう…」と思える日があっても、トータルで「めっちゃ頑張った!」と振り返れるような日々を過ごしていきましょう。
長い道のりですが、一歩一歩頑張ることで道は必ず開けます。あきらめずに、粘り強く試験に取り組みましょう!