東京アカデミー難波教室
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こんにちは!東京アカデミー公務員試験担当です。
さて、今回は公務員試験では二次試験以降「 必 須 」である「人物試験」対策についてお話します!
人物試験とは、民間企業で言うところの「面接試験」にあたります。が!
近年、面接練習を行う中で「ガクチカが書けない!」という学生が多いということが問題として話題になっているところをよく見かけます。
「ガクチカ」とは学生時代に力を入れて取り組んだこと。
ポイントは次の三つです!
・部活動
・学業(委員会活動)
・課外活動
以上の三つから、「あなたのこれまでの頑張り=実績」を面接官は採点します!
もし、学科試験が同点数で、次の二人が面接試験に来た場合 あなたならどちらを採用しようと思いますか?
Aさん「私は小・中・高の野球部に所属していました。三年生の時には主将を務め、練習スケジュールの作成にも携わりました。
チームが一丸となった結果、夏の大会では悲願であった甲子園初出場を果たしました。また、学業では「全国英語スピーチコンテスト」に参加しました。
大きな会場で「野球と国際交流について」というテーマで持論を発表し、近畿地区の代表に選ばれました。」
Bさん「私は部活動には所属していません。学業は赤点を取らないようには気をつけました。課外活動は参加したことがありません。
SNS等で暇な時間をつぶすことが多かった気がします。」
いかがですか?
Bさんの回答を読んで、「これ自分だ…」と思われた方…いませんか?
安心してください。まだ「大丈夫」です!
公務員試験の面接は約1年後。
面接でその職種に向いているというアピールをするためにも、様々な経験を積みましょう!
①目的意識をもって取り組もう!
学校の授業、課外活動、ボランティア活動、なんとなく取り組んでいませんか?
課外活動にしても目的意識を持ち、目標を決めて取り組みましょう。
例えば、学校の活動で商店街での実習に行くことになったとします。
・この実習に行く目的は何か。どういった準備が必要か。
・地元の方や商店街の方の協力のもと、どのような姿勢で取り組むべきか。
・実習を通してどのようなことを学んでくるべきだろうか。
といったことを事前に考えて取り組みましょう。
これらを考えて取り組めるかによって得られるものが変わってきます。
②部活動や学校行事では自分の役割をしっかり果たそう!
部活動や学校行事でキャプテンや副キャプテンじゃないとアピールできない?レギュラーで試合に出ていないからだめ?
そんなことはありません。(Aさんのようなポジションでなくても大丈夫!)
何事もキャプテンだけ、レギュラーだけで成り立っているわけではありません。
これから部活動、学校行事において、自分に与えられた役割を果たすべくどのような努力をしてきただろうかと後で振り返ったときに言えるようにしたいですね。
もちろんリーダーとしてみんなをまとめたり、もちろんレギュラーで活躍したりしているとそれなりの苦労や困難を経験していくことになります。
苦労や困難をどのように乗り越えたかをアピールすることで、公務員として仕事をしていくなかでも困難を乗り越えられる人だと面接官にイメージさせましょう。
③学校の勉強も気を抜かずに!
学生の本分である勉強もおろそかにせず努力していきましょう。
部活動をされている方は両立が大変だと思いますが、努力した分が力になっていきますし、得られるものもたくさんあります。
勉強は何も頑張っていなかった…ということがないようにしておきたいですね。