東京アカデミー名古屋校
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こんにちは!名古屋校チューターの平上です。
文章をどのようにデザインすると伝わりやすいか、頭を悩ませ始めました。
前回は「内容を覚える」「問題を解く」のサイクルでスケジュールを作成する方法についてお話ししました。なので今回は、その「内容を覚える」「問題を解く」方法について書いていきます。
私の考えになりますが、人間がものを覚える方法は
の3パターンに分かれると思っています。人間は五感のどれかを使って、何かを覚えていくのですね。そしてみんな得意な暗記方法、苦手な暗記方法があります。ちなみに平上は目で覚える方法が得意だったので、教科書が緑の暗記ペンでいっぱいになりました (笑)。
皆さんがどのような方法が得意なのかは、やってみないと分かりません。私も試行錯誤の末に「目で覚えたほうがイケるのでは?」という結論にたどり着きました。皆さんもいろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけてみてください。
例題として、日本国憲法の問題を出してみます。
第14 条 すべて国民は,法の下に平等であつて,( ),信条,性別,社会的身分又は門地により,政治的,経済的又は社会的関係において,差別されない。
答えは「人種」が入りますが、何回も問題を解くうちに「ここに入るのは『人種』だ!」と条文のみを見て、早押しクイズのように問題を解く現象に陥ってしまいます。しかもここの答えだけを覚えていても、いざ本番でこのような問題が出題されてしまったらどうしましょう。
第14 条 すべて国民は,法の下に平等であつて,人種,信条,性別,( )又は門地により,政治的,経済的又は社会的関係において,差別されない。
早押しクイズモードになってしまうと、いくら問題集の問題は解けても本番の問題は解けません。悲惨な事態を防ぐために、「問題に関連した知識を身に付ける」作業が必要となります。なのでこの問題を基に、自分で問題を作成してみましょう。
第14 条 すべて国民は,( )であつて,( ),( ),( ),( )又は( )により,( ),( )又は( )において,差別されない。
「人種」というワードが出題されるということは、同等に扱われていそうなワードも出題される可能性があるということです。ただ単に問題を解き、解説を読むだけではなく、問題そのものに関連する知識を覚え、解説に載っている「この問題に関連した、この法規や答申も重要」の言葉を見逃さず、自らの知識を広げていきましょう。
この時期だからこそ、自分で自分に合った勉強方法を見つけていきましょう!迷ったらいつでも東京アカデミーにお越しください。頼りになるスタッフが待っています!