東京アカデミー金沢校
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受験生の皆さん、こんにちは!
看護師国家試験対策講師の山越菜美です。
先日、点数が伸び悩んでいる通学生の方がいらっしゃったので、一緒に模試の見直しを行ってみました。
内容をよく見てみるとケアレスミスが多いことに気付きました🔍
例えばこんな問題です👇
水欠乏性脱水の原因となるのはどれか。
皆さん、いかがですか?
解答は2番です💡
その受講生の方は、4番に解答しておりました。
理由を尋ねてみたところ、「問題文の水欠乏性脱水、という言葉をパッと見て選択肢を見たら、知っている症状の尿量減少があったので、ササっと解答してしまってました💦」とのことでした。
原因を問われているのに、症状を解答してしまったということなんですね。
非常にもったいないですよね😢
さらに受講生の方は、「私、問題文をしっかり読まずに間違えるミスを、よくやってしまうんです…。」と話されていました。
皆さんも、模試を受けたときにケアレスミスってあったりしませんか?
「問題文をよく読んだら、読み違いをしていた💦」
「誤っているものと聞いているのに、正しいものを選んでしまっていた💦」などです。
これは本当にもったいないミスですので、今日は「ケアレスミスを減らす方法」についてお話ししたいと思います。
今、まさに皆さんは過去問や問題集など、たくさん問題を解いていらっしゃると思います。
沢山の問題を解くことを繰り返していると、覚える情報が増えていきます。
これは良いことなのですが、模試を受けているときなど、スピードを重視するあまり、脳内の検索ワードにかかった情報で判断してしまうことがあるのです。
国試ではこれは避けたい事です。
気を付けていれば防げたはずの失敗ですので、これは改善できます!
受講生の方と相談した結果、こんな取り組みをやってみることにしました。👇
①必ず問題文を最後まで読み、質問部分に下線(波線でも可)を引く。
今回の場合なら、水欠乏性脱水の原因となるのはどれか。という感じです。
②自分はケアレスミスをしやすい!と意識する。
そもそもケアレスミスは「自分は間違えていない」という意識が前提にあって起きているからです。
③国試も模試も、時間いっぱいまでかかることは基本的にはないため、急いで解く必要はないことを意識する。
この3点を意識するだけで、ケアレスミスはかなり減らせると思います。
たくさんインプットした知識を正しくアウトプットして、合格できる勉強を一緒に頑張っていきましょう😊