東京アカデミー静岡校
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みなさんこんにちは!東京アカデミー静岡校の教員採用担当者です。
まもなく11月も終わろうとしています。来年の教採受験で最終合格を目指すみなさんは、
もう受験モードに入っていますでしょうか?
筆記試験対策も重要ですが、静岡県のような1次試験にも個人面接があるような自治体は
人物試験(面接)対策も、早めに対策したいものです。
面接で重要なことはいろいろありますが、やはり想定質問に対して答えるべき内容を固めておくことですよね。
そんな想定質問で、非常によくされる質問に「どのような教師を目指していますか」があります。
定番中の定番質問ですが、これは「この自治体で求めている教師はどのような教師かご存じですか?」と言い換えて
もいいような質問です。もちろん面接の答えは幅が広いですし、自由度も高いですが、幅を外れたら不正解になって
しまいます。ですから、あらかじめ自治体が求めてる教師像を理解しておきたいですね!
例えば静岡県の教育に対する基本理念は 「有徳の人」の育成 ~誰一人取り残さない教育の実現~
この言葉は募集要項のTOPに掲げられています。 ~誰一人取り残さない教育の実現~の部分もとても気になりますが、
今回は「有徳の人」について考えますね。
もし面接でどのような教師を目指しているか質問されて、「有徳の人」を育てられる教師ですと答えたら、おそらく
質問返しは確実でしょう。「有徳の人とはどのような人ですか?}と。
教採の要項をもう少し読むと次のような文が続きます。
有徳の人とは、
●知性・感性・身体能力など、自らの個性に応じて「才」を磨き、自立を目指す人
●多様な生き方や価値観を認め、自他を大切にしながら「徳」を積む人
●「才」を生かし「徳」を積み、社会や人のために貢献する「才徳兼備」の人
うん!さっぱりわからないです。ひとつひとつの単語は分かっても、具体的な児童・生徒像に繋がらないです。
だから面接は「人物試験」なんですね!
教師を目指す皆さんが、人物試験対策でやるべきことは、がむしゃらに面接練習をすることではありません。
面接で質問されるであろう想定質問をピックアップしていくこと!(これは東京アカデミーでピックアップできます!)
そしてその質問で面接者が、目指す自治体が「どのような答えを求めているか」を考えること。答えの幅が広いです
から、できたら複数の人物と話し合ったり、先生の指導を受けたりしながら方向修正をしたいです。
そして、現実の児童生徒や学校現場ではどのように取り組むのか、自分の言葉で語れるようにまとめる事です。
大変に感じるかもしれませんが、答えはみなさんの身近にあるものです。ぜひ一度、じっくり考えてみてください。
東京アカデミー静岡校では、1月から人物試験対策コースが開講します。一緒に面接の力を身に付けましょう!
関心のある方は こちら から