東京アカデミー大阪校
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皆さん、こんにちは。
教員採用試験対策の予備校 東京アカデミー大阪校の滝口です!
今日で11月も終わり、2023年も残り1か月となり、日々の過ぎる早さを感じる今日この頃ですが、学習は進んでいますか?
本日は、教員採用試験の併願受験について、お話をさせていただきます。
最近、窓口に来局される方々や、昨年までの通学講座生の方々からも、併願についてのご相談を多く受けます。
まず、併願のメリット・デメリットを整理してみますと大きくは・・・
(メリット)
・第一志望の前の日程の試験を受けることで、試験の流れを理解して本命の試験前に慣れることができる。
・自分の今の実力を試す良い機会になる。
・本命試験前に分からなかった問題を理解して次に活かすことができる。
(デメリット)
・受験するのに旅費交通費がかかり体力も消耗する
・併願について圧迫面接を受けたときの対応が困難
とあります。
私の個人的な見解ですが、併願は出来る限りするのが良いです!
いくら合格しやすくなったとはいえ、小学校でさえ2人に1人以上落ちる試験です。
採用試験は受験生にとって、人生を左右する大切な試験です
リスクヘッジのため滑り止めすることや、本命の志望先の試験の前に予行演習を兼ねて他自治体の試験を受験することで、本番の試験を体感し、試験の流れを理解して本命の試験に臨むことができるため、大事だと考えます。
また、もし本命の受験に合格ができず、併願受験先のみの最終合格となってしまった場合でも、最終合格を取れたという1つの成功体験として、今後のご自分の自信に繋げることができます。
また教員採用試験の制度として、併願は禁止されていません。
禁止されておらず、ルールの枠内で複数自治体の試験を受験することに、何ら問題ありません。
特に大学3年生、4年生の方など初受験の方で、
大阪府下エリア・奈良県を第一志望とされる方は、東京都・千葉県など、
兵庫県・神戸市を第一志望とされる方は、石川県や横浜市などの試験を受験して、
出題傾向が類似する試験を受験して、雰囲気を体感してみるのはどうでしょうか。
旅費交通費や体力に問題があるのであれば、試験問題を取り寄せて時間を図って解いてみるだけでも結構です。
さらに今年は、生成AIの学校教育利用時におけるガイドラインや不登校・いじめ緊急対策パッケージ、こども大綱なども
試験範囲に入ってきますので、もし先行して実施される試験でこういった分野からの出題があれば、見慣れておくことに損はありません。
また、大学生の方々にとっては、全国のいたるところで、本年度より試験日程の前倒し実施や、大学3年生等の前倒し選考を実施する自治体なども増えてきております。
筆者が現役生の際には、そのような制度がなかったため、皆様は恵まれた環境にいるのではないかと存じます。
これをきっかけに、併願やお試しにだけでも、本命以外の自治体を考えてみてはいかがでしょうか。
因みに、「試験日程の前倒し」や「大学3年生等の前倒し選考」の実施自治体についてまとめたブログは、
下記よりご覧いただけますので、ご参考にしてください!
2023.09.19投稿ブログ:【教員採用試験】3年生(卒業前年度)からでも受験できる自治体があります!
2023.11.24投稿ブログ:【教員採用試験】2024年夏試験に向けて年内に取り組んでおきたいこと
また、最後に付け加えますと、一昔前のように、面接試験等で併願先を聞かれることもありますが、
真正直に返答することで悪印象を抱かれる時代ではないと思います。
併願者が居ることは採用側も重々に承知してます。
頑張ってください!
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