東京アカデミー池袋校
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こんにちは!池袋校チューターの安部です。
今回は「看護学校での学習と、日常生活の結びつき」についてお話します。
看護学校に入学すると薬理学という薬について勉強する授業があります。この授業では、100種類の薬の名前や作用・副作用、使用してはいけない場合などについて学びます。初回の授業で講師の先生から100種類と聞いて私は『こんなに沢山覚えられないよ!』と思ってしまいました。
皆さんは100種類と聞いて多いと感じますか?それとも少ないと感じますか?どちらにせよ暗記物は効率よく覚えたいものです。
2回目の授業からは薬についての説明が始まり、覚えられないなと感じながらもプリントに書き写していました。次々と新しい薬についての説明が進んでいく中、血圧を下げる薬についての説明で「服用している患者が飲んではいけない飲み物は?」という問いにグレープフルーツジュースだ!と思い浮かべることができました。実は私の父がこの薬を飲んでおり、グレープフルーツが食べられなくなったと落ち込んでいたことが頭に残っていたためです。
この時、私は『この覚え方だ!』と思いました。その日の授業後、家族や親せきなど身近に薬を服用している人に許可をもらったうえで、飲んでいる薬となぜその薬を服用しているのか、禁止されていることや副作用で困っている話などを聞いてみました。すると、話を聞いた薬は記憶に残りやすく、そうでない薬とでは暗記のしやすさにかなり差があることに気づくことができました。
私が薬理学の勉強でやったように、日常での出来事や元々あった知識に結び付けて暗記するやり方は、ほかの科目でも使えるのではないかなと思います。
英語であればこの単語は好きな曲の曲名や歌詞に出てきたなだったり、国語であればこの漢字は友達や知り合いの名前で使われてたなだったり、日常生活の些細なことに意識を向け、結び付けてみることがお勧めです!