東京アカデミー秋田校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー秋田校の佐々木です。クリスマスがもう目の前に近づいていますが、公務員受験の勉強は始めておられますか?
秋田校では、2023年度の試験を受験した通学講座受講生から合格の報告が続々、入っています。
秋田県、秋田市、秋田県警はもちろん、国家一般職、国家税務職、裁判所職員など、「自分に合った職種へ、次々と合格されています」
受講生の一生懸命な姿をずっと見てきたので、合格の報告が何よりの喜びです。
さて、今回は、「国家公務員と地方公務員の違いについて」ご紹介いたします。「難しい」「範囲が広い」「転勤が多い」といった、正確ではない認識があるように感じます。
人事院のHPには・・・
「国家公務員は、国に勤務する公務員で、
地方公務員は、地方自治体(都道府県や市町村など)に勤務する公務員です。
両者はともに憲法の定める全体の奉仕者として勤務するものですが、
国家公務員は国全体に関わる業務を行うのに対し、
地方公務員は自治体の住民サービスなどの業務を行います。」
・国家公務員
国家公務員は、採用された省庁で最後までキャリアを積んでいくのが特徴です。特定の分野のスペシャリストを目指すことができます。1つの分野を極めたい方、大規模な企画や運営に携わりたい方、長期間かけてじっくりと業務に取り組みたい方におススメです。1つの趣味や興味、関心のあることやモノに没頭し、続けることができるタイプの方に向いていると言えます。
<国家公務員の職種紹介>
国家一般職、税務職員、裁判所職員一般職etc.
・地方公務員
地方公務員は採用となる都道府県・市町村内での転勤や部署移動が、3~5年のサイクルで行われます。様々な業務に携わることが多い地方公務員は、ゼネラリスト(広範囲の知識や経験を持つ人のこと)であることが求められます。自分が生まれ育った地元で就職したい方、幅広い知識やスキルを身に付けたい方、異動先での新しい出会いや業務内容に魅力を感じる方にはおススメです。いろいろな趣味や分野に興味、関心を持ったり、いろいろなタイプのお友達と交流したりするのが楽しいと思うタイプの方には向いていると言えます。
<地方公務員の職種紹介>
都道府県職員、政令指定都市職員、市町村職員
一般事務職、警察官、消防官、技術職、資格職
ちなみに平均年収ですが・・・
*国家公務員の平均年収は649万円(人事院「令和3年国家公務員給与等実態調査」)
*地方公務員の平均年収は591万円(総務省「令和2年4月1日地方公務員給与実態調査」一般行政職)
*民間平均年収は433万円(2020年国税庁民間給与実態統計調査)
ちなみに年次有給休暇取得状況は・・・
*国家公務員 年平均14.8日(2021年人事院)
*地方公務員 年平均11.7日(2021年総務省)
*民間企業 年平均10.1日(2021年厚生労働省)