東京アカデミー福岡校
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皆さんこんにちは!福岡校の大坪です☃
今年のお正月に警察学校を舞台にしたドラマが放送されていましたね!特に警察官志望の方は、ドラマを観た方も多いのではないでしょうか👮
そこで今回のブログでは、福岡県警察学校を例に「警察学校」についてご紹介したいと思います!
まず警察官になるためには、各道府県、東京都であれば警視庁が実施をしている試験に合格をしなければなりません。高卒程度の警察官は、基本的に9月・10月に試験を行っています。(一部例外あり)試験は、教養試験、作文試験、適性(性格)検査、面接試験、体力検査、身体検査などが実施されます(受験資格や試験日程・試験内容は各都道府県で異なります。志望先の募集要項やHPで詳細をご確認ください)。
警察官の試験に最終合格し、採用された方は警察官としての道を歩き始めるわけですが、すぐに警察官としての業務が始まるわけではありません。採用後は必ず全寮制の警察学校に入校し、警察官になるために必要な知識や技術を吸収する時期が設けられています。
【入校・実習期間】
※警察官B長期過程の場合
初任科生として警察学校に入校(10ヶ月)→卒業後各警察署での現場実習(3ヶ月)→初任補修科生として警察学校に再入校、実戦的な教養を学ぶ(3ヶ月)→実戦実習(5ヶ月)
【警察学校の一日】
6:30 起床・国旗掲揚・点呼・体操
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7:30 朝食
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9:10 ※授業開始
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12:00 昼休み
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13:00 ※授業開始
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16:00 教科外活動:授業の復習やトレーニング、クラブ活動
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17:30 国旗降納・夕食・自主活動
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23:00 消灯・就寝
【主な授業内容】
・一般教養:訓育、英語、心理学、パソコンなど
・法学:憲法、刑法、刑事訴訟法、民法など
・警察実務:柔道、剣道、逮捕術、拳銃、救急法、体育など
・その他:実務研修、各種行事
★福岡県警察学校の詳細は、コチラをご覧ください!
警察学校の生活は大変厳しい道のりですが、同じ警察官を志す仲間と集団で学び、生活を共にすることで、強い絆が生まれ、お互いに支えあい、高めあえる環境にあります。先日福岡校で行われた福岡県警業務説明会の際に、採用担当の方が「警察学校は、警察官としての基礎を身に付ける場所です。厳しい場面もありますが、同期が支えとなり、乗り越えることができます!」と仰っていました。ドラマを観て不安を感じてしまった方もいらっしゃると思いますが、ドラマのような事件が警察学校で起こることはないので、安心して下さい。
また、警察学校について知っておくと、面接試験においてもプラスになることがあります。警察官の面接では警察学校に関する質問をされる場合がありますので、警察学校に入校した後の自分自身を具体的に想像しながら、面接官へ熱意を伝える練習をしておきましょう!
【福岡県警過去の質問例】🚓
・警察学校についてどのようなイメージを持っているか。
・警察学校ではどのような心構えで生活するか。
・集団生活に不安はないか。(→集団生活に自信がある場合は、その根拠を簡潔に説明できるようになっておくと◎)
・警察学校では時間の制限が厳しいが、やっていけるか。
・警察学校ではどのようなことをするか知っているか。
・警察学校でルールを守らない仲間がいた場合、どうするか。
・警察学校では勉強すること(内容)が多いが大丈夫か。
・警察学校は厳しいが最後までやっていけるか。 など
※上記の情報はすべて東京アカデミーの受講生から聞き取ったものです。
筆記試験対策はもちろん大切ですが、警察官の採用試験も「人物重視」で行われていますので、特に今年の合格を目標にしている方は、今のうちから自己分析なども少しずつ始めておきましょう!