東京アカデミー大阪校
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皆さん、こんにちは。
教員試験対策の予備校 東京アカデミー大阪校の滝口です。
12/20(水)に文部科学省より「令和5年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値」が発表されました。
※詳細はコチラ(文部科学省HP 報道発表)
今回は、学校教育行政に必要な学校に関しての基本調査として、学校数や在学者数、教員数などの統計資料となります。
文部科学省が昭和 23 年度より毎年実施しているようで、学校教育を取り巻く状況が確認できます。
例えば、
①〝在学者数〟(=児童生徒数)は、
現在の少子化の状況の中で、小学校、中学校、高等学校は学校数が減り、特に小学校、中学校では在学者数も過去最少になりました。
→小学校は、605万人で、前年度より10万2千人減少で過去最少
→中学校は、317万8千人で、前年度より2万8千人減少で過去最少
→高等学校は、291万9千人で、前年度より3万8千人減少
一方で、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校は増えてきています。
→義務教育学校(小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う、いわゆる小中の一貫校)は、7万6千人で、前年度より8千2百人増加 過去最多
→中等教育学校(いわゆる中高の一貫校)は、前年度より5百人増加し、過去最多
→特別支援学校は、15万1千人で、前年度より2千7百人増加
②教員数(本務者)は、
幼稚園を除くと、高等学校は前年度から▲1500名ほど減少しましたが、小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校なども教員数は前年より増加しています。
学校数や在学者数が減る中で、教員数の動向が今後の教員採用試験の採用者数にどのように影響するか、2024年度の採用予定者数に注目していきましょう。
また今回の基本統計には、女性管理職の割合や卒業後の状況(高校などの高等教育機関から大学短大専門学校などへの進学率)なども掲載されていますので
参考にしてください。
→ 女性管理職の割合は、全体で33.6%(前年度より1.2ポイント上昇)となり、過去最高。
→高等教育機関(大学(学部)・短期大学(本科)入学者、高等専門学校4年在学者及び専門学校入学者)への進学率(過年度卒を含む)は84.0%で、前年度より0.2ポイント上昇し、過去最高。
今回の勉強法セミナーの内容などを踏まえて、1月から人物試験対策講座を開講します。
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