【ここが変わる！】令和7年度名古屋市教員採用試験の変更点

こんにちは、やまもとです( 一一)

名古屋市教員採用試験の変更点が発表されたので簡単に紹介します。

今後の対策に影響する変更点も何個かあるので、必ず確認しましょう。

令和７年度（令和6年実施）名古屋市教員採用試験の変更点

昨年度から以下6点の変更が発表されています。

1. 試験日程の早期化
2. 試験内容の変更
3. 大学3年生等の早期受験
4. 講師経験者の特例
5. 大学推薦特例の対象者拡大
6. 一次試験合格者特例の拡充

試験日程の早期化

例年より１か月程度早めて実施します。

１次試験：令和６年６月１５日（土）
２次試験：令和６年７月２０日（土）・２１日（日）
合格発表：令和６年８月下旬

※愛知県や岐阜県も同じ日程です！また、今回は関西地区も同じ日程になりそうなので、併願できなくなります。

試験内容の変更

１次・２次の試験内容を一部変更します。

①「総合教養」・「専門」を記述からマークシートに変更します。

②「技術」・「家庭」・「音楽」・「美術」の実技試験を１次試験から２次試験での実施に変更します。

→この変更は地味に痛いです。というのも、これまでは専門科目と実技試験併せて100点でした（50点と50点）。今後は専門科目だけで100点満点だと思うので、より一層の得点が求められるかもしれません。

大学3年生等の早期受験

大学３年生等を１次試験の対象とします。

• 対 象：卒業年度に本市教員を希望する大学３年生等
• 要 件：昭和51年４月２日以降に生まれた人（令和７年度に50歳未満）
• 令和7年度 に卒業する見込みであり、受験に必要な免許状を令和８年３月31日までに取得見込みの人
• 受験科目：小論文、総合教養、専門

小論文が組み込まれるのは想定外でした。大学2年生の方は小論文対策も始める必要が出てきましたね。

名古屋市の論文の傾向は「【必読】名古屋市教員採用試験小論文の傾向と対策について 」をご覧ください。

講師経験者の特例

名古屋市講師経験者に対する特例を見直します。

①常勤講師３年以上経験者に対する特例【新規】

対象	高等学校･中学校･小学校･幼稚園･特別支援学校･養護教員･栄養教員の各志願者
要件	名 古 屋 市 公 立 学 校 （ 園 ） に 常 勤 講 師 と し て 任 用 さ れ 、 平成 31年 度 (令 和 元 年 度 )か ら 令 和 ６ 年 度 (５ 月 31日 ま で )において、任用期間が通算３年(36か月)以上ある人
特例内容	１次試験の「総合教養」・「専門」の免除

②常勤講師１年以上経験者に対する特例【新規】

対象	高等学校･中学校･小学校･幼稚園･特別支援学校･養護教員･栄養教員の各志願者
要件	名 古 屋 市 公 立 学 校 （ 園 ） に 常 勤 講 師 と し て 任 用 さ れ 、 平成 31年 度 (令 和 元 年 度 )か ら 令 和 ６ 年 度 (５ 月 31日 ま で )において、任用期間が通算１年(12か月)以上ある人
特例内容	１次試験の「総合教養」・「専門」の成績に加点

③非常勤講師１年以上経験者に対する特例【新規】

対象	高等学校･中学校･小学校･幼稚園･特別支援学校･養護教員･栄養教員の各志願者
要件	名 古 屋 市 公 立 学 校 （ 園 ） に 非 常 勤 講 師 と し て 任 用 さ れ 、平 成 31年 度 (令 和 元 年 度 )か ら 令 和 ６ 年 度 (５ 月 31日 ま で )において、任用期間が通算１年(12か月)以上ある人
特例内容	１次試験の「総合教養」の成績に加点

④常勤・非常勤講師２年以上経験者に対する特例

対象	高等学校･中学校･小学校･幼稚園･特別支援学校･養護教員･栄養教員の各志願者
要件	名 古 屋 市 公 立 学 校 （ 園 ） に 常 勤 ・ 非 常 勤 講 師 と し て 任 用さ れ 、 平 成 31年 度 か ら 令 和 ６ 年 度 (５ 月 31日 ま で )に お いて、任用期間が通算２年(24か月)以上ある人
特例内容	１次試験の「総合教養」の免除

大学推薦特例の対象者拡大

大学推薦特例の対象に特別支援学校の志願者を追加します。

○要 件：中学校（技術）、高等学校（工業）、特別支援学校の各志願者で、以下の要件をすべて満たす人

1.  在学する大学の学長、または学部長の推薦が得られた人
2. 名 古 屋 市 の 教 員 と し て 勤 務 す る こ と を 第 一 志 望 と し 、 選 考 試 験実施の翌年度の採用を希望する人
3.  受 験 区 分 ・ 教 科 に 対 応 す る 教 員 免 許 状 取 得 の た め の 課 程 許 可 を受 け て い る 大 学 （ 短 期 大 学 、 大 学 院 、 教 職 大 学 院 を 含 む ） に 在 籍し、令和７年３月31日までに卒業(修了)見込みである人

※ 各大学の推薦人数は、各受験区分・教科につき２名まで

○特例内容：１次試験の「総合教養」・「専門」の免除

一次試験合格者特例の拡充

○対象：高等学校･中学校･小学校･幼稚園･特別支援学校･養護教員･栄養教員の各志願者

○要件：令和５年度実施名古屋市公立学校教員採用選考試験において１次試験に合格した人

○特例内容：１次試験の「小論文」・「総合教養」・「専門」の免除

※令和５年度の１次試験の結果と、令和６年度の２次試験の結果ならびに提出書類を総合して最終選考をします。

※令和５年度１次試験で合格した選考区分・教科での受験に限ります。

※本特例の適用は、令和６年度実施の１次試験に限ります。

※令和５年度１次試験で合格した選考区分・教科が令和６年度実施採用選考試験において採用予定がない場合は、本特例は適用されません。

 

今回お知らせした変更内容は、現時点でのものです。特例等の内容は、今後変更される可能性があります。また、志願者の募集期間は、令和６年４月中旬から５月上旬を予定しています。特例内容や募集期間等、採用選考試験の詳細は、令和６年４月以降に示される募集要項を必ずご覧ください。

詳細はこちら。