東京アカデミー大分校
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みなさんこんにちは、東京アカデミーの公務員担当です。
今回は、Zoom短期講習「社会学」のご案内になります。
社会学は、以下の試験で選択問題の一つとして出題されます。〈〉内:出題数
■五肢択一式
■記述式
たくさんある科目の中で、どの科目を選択するかお悩みの方も多いかと思われます。
では、社会学を選択すべきなのは、どのような方でしょうか。
まずは、こちらの問題をご覧ください。
18 世紀から19 世紀にかけての社会理論に関する次の記述のうち、最も妥当なのはどれか。
1.A.スミスは、『国富論』において、需要も供給も自由な市場に任せておけばバランスがとれるとする古典派経済学に対して、資本主義社会における非自発的失業の解決のためには、政府が「見えざる手」として積極的に介入して有効需要を高める必要があると述べた。
2.A.コントは、人間の思考方法が、神学的、実証的、形而上学的の順に発展するのに伴い、社会は軍事的段階、産業的段階、法律的段階へと発展していくとする「三段階の法則(三状態の法則)」を唱えた。そして、社会学を法律的段階にある社会科学の一分野として位置付けた。
3.C.H.サン=シモンは、『イデオロギーとユートピア』において、人間が持つ知識はその人が置かれている歴史的・文化的条件に拘束されているとする存在拘束性を主張し、理解社会学の基礎を確立した。
4.H.スペンサーは、類似による連帯を機械的連帯、相互にないものを補い合う形式の連帯を有機的連帯と呼び、社会的連帯は機械的連帯から有機的連帯へと進化するとともに、進化した社会では分業が展開するという社会進化論を唱えた。
5.K.マルクスは、資本主義社会では、生産手段を所有する資本家が生産手段を所有しない労働者に生産を行わせ、その生産物を商品として売って価値を不断に増殖させようとする資本蓄積の運動が展開されているとした。
こちらは、令和5年度国家一般職の専門科目の選択問題のひとつになります。
このように、社会学は、主に社会学の歴史や思想ついて出題されます。
社会学は、いわゆる暗記科目です。
時間をかけて覚えればどんな人でも解けないことはありません。
暗記が得意な方、ほかの科目に自信がない方は、ぜひご選択ください!
また、当日に試験問題を見てみると、選択する予定だった科目が想定より難易度が高いこともあります。
保険の科目として押さえておくとよいでしょう!
【講義日時】2月13日(火)、2月20日(火)、2月27日(火) 18:50~20:50
【配信校】東京アカデミー福岡校
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