東京アカデミー大分校
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こんにちは!東京アカデミー大分校の佐藤です。
皆さんは公務員のお仕事についてどのくらい知っていますか?
現在公務員を志望している方の中には、既に志望先が定まっている方と、これから定めていく方がいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、公務員の志望先の考え方について:3つのポイントをお伝えします★
これから公務員の志望先について検討される方は、ぜひご参考ください!
「公務員の仕事を詳しく知らないな…」という方は、まず公務員の職種について知るところから始めてみましょう。
まず、公務員は大きく分けて国家公務員と地方公務員に分類されます。
・一般職(事務):各省庁ならびにその出先機関において、一般の事務(庶務・経理など)および技術的な業務(補助)に従事する。
・一般職(技術):専門的な知識を必要とする業務に従事します。試験の種類として、技術・農業土木・林業がある。
・専門職(税務職員):税務大学校に入校し、約12ヵ月の研修を受けた後、税務署などにおいて納税に対する相談・指導・調査をはじめ、国税の賦課・徴収などの事務に従事する。
・その他:裁判所職員一般職、衆議院/参議院事務局職員一般職、刑務官、入国警備官、皇宮護衛官、海上保安学校学生などの職種がある。
・事務職:自治体によって、都道府県職員(※1)、政令指定都市・市町村職員(※2)がある。
(※1)都道府県職員:市町村に比べると仕事のスケールが大きく、国と市町村間の業務や各市町村の垣根を超えた業務(河川・道路の管理など)を担う。
(※2)政令市・市町村職員:地域住民の「行政の窓口」としての役目を果たしている。住民の生活を向上させる業務以外にも、観光や産業を外に発信し、町を盛り上げる業務もある。国家公務員や都道府県職員に比べると、住民と関わる機会が多く、自分の携わった業務の成果を感じやすい。
・資格職:自治体によって、保育士・看護師・保健師・栄養士・管理栄養士・薬剤師・社会福祉主事任用資格などの資格免許職も募集される。
・警察官:社会の治安を守るために、個人の生命や身体、財産を保護し、犯罪の予防や鎮圧、捜査、被疑者の逮捕、交通の取り締まりなどを行う。採用は都道府県単位で行われる。
・消防官:火災から市民の生命、身体および財産を守るため、消防署または消防出張所に勤務。消火活動・救急活動などを行うほか、火災予防のため住宅・事業所に対する防火指導などの仕事に従事する。
これだけある職種の中から、自分の志望先をどのように定めていけば良いのか、それが次のポイントです。
公務員の志望先を考えるにあたって、職種研究と同じ様に大切なのが自己分析です。
自己分析を積み重ねていくと、「自分は○○という強みがあり、これは市役所職員のこういうところで活かすことができるのではないか」また「自分の長所を警察官としてこういう場面で活かしていきたい!」など将来の自分の姿が想像しやすくなります。
また、自己分析は二次試験以降の面接試験で必ず必要になります。前もって自分自身が分析できていると、自身の強みやアピールポイントについても自信を持って伝えられるようになります。特に自治体では、職員採用試験の中で『求める人物像』を公表しています。具体的な目標を定めるために、まずは自己分析を始めましょう!
興味がある職種・自治体が定まったら、情報収集を始めましょう!各官庁や自治体のホームページから情報を集めるのも有効ですが、各官庁や市町村、県警、消防本部等で説明会を実施しているところがあります。説明会は、試験や仕事内容について不明な点をその場で質問することができますので、ネットでは知ることのできない情報を得る大きなチャンスです!また現職の方のお話を直接聞くことができますので、将来のイメージがしやすくなり、モチベーションアップにも繋がります。中には定員を設けているところもありますので、気になる職種の説明会・イベント情報は念入りにチェックしておきましょう!
早いうちからある程度志望先を定めておくことで、学習の計画が立てやすくなりますし、人物試験に向けての準備もしやすくなります。また、『○○という仕事がしたいから(○○市で働きたいから)勉強を頑張ろう!』とモチベーションの維持にもなります。現在志望先があまり定まっていない方は、上記を参考にぜひ公務員の職種について研究してみてくださいね!