東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
本日1/14は、弊社第1回全国模試の実施日です。受験されました皆様お疲れ様でした。前回スタート模試の際にアップしましたブログ『【教員採用】模試の活用で未来が変わる!100%模試活用法✨』にて、模試の有効活用についてまとめていますので、よろしければご参考ください。
今回は模試の有効活用につきまして、弊社『模試解説会』をおススメいたします。申込等の詳細は、模試解説会のHPをご確認いただければと思いますが、なぜ、『模試解説会』が重要であるかお伝えさせていただきます。
模試の振り返りをする重要性は前回述べていますが、では解説を『動画で見ることの意味は何か?』と問いたくなると思います。
ズバリその答えは、〝レミニセンス効果を高めること〟にあります。
教育心理学の講義でレミニセンスについて学んだのですが、その定義は、『再学習をしないのに,忘れていたことを思い出すこと』(P.B.Ballard,1913)とされています。
高齢者の方が昔の話を克明に語る、というエピソードを聞いたことがないでしょうか?その現象は、10代から30代の出来事の想起量が多く、グラフにするとこの時期がコブのように見えることに由来して、「レミニッセンス・バンプ」と呼ばれています。
そのようにレミニセンスとは、普通であれば、時間が経つにつれて記憶保持量は低下しますが、様々な要因や条件によって、記銘直後よりもしばらく時間が経過したほうが、よく記憶が再生されることを指します。
レミニセンスについて、次の2つの現象が認められています。
今回の模試の振り返りにおいて、全く記憶にない問題であれば早めに振り返りを行い、ベースとなる知識がある、中程度の理解がある問題であれば、2~3日後に振り返りを行うことが有効です。
まずは、模擬試験解説動画の中で使用しているレジュメの一部をご紹介させていただきますのでご確認ください。
解説の冒頭部分で説明を行っている部分ですが、理解しやすいように流れに沿って、近年の傾向を述べています。
次に、模擬試験を受けたことで、ある程度イメージできる教職知識のベースは得ていると思います。
そのような状態で流れのある模試解説を聞くことにより、バラード=ウィリアムズ現象によるレミニセンス効果でイメージ的情報処理が行われ、無意識化の記憶形成に至る、と考えることができます。
もちろん、個々の能力やそれまでの学習進捗状況などによって絶対にそうなるとは言えませんが、解説に流れやストーリー性があるので、記憶の定着に十分役立ちます。
レミセンス効果を高めるこの『模試解説会』動画を確認して、模試のフォローと次への備えを万全にしてほしいと思います。
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2024年夏
本気の皆様をお待ちしています。