東京アカデミー甲府教室
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミー津田沼校の公務員担当です。
今日は、人文科学のうち、『思想・倫理』の傾向と対策について、書いていきます。
出題範囲は、
①近代西洋思想、
②現代西洋思想、
③諸子百家、
④日本の思想
に分けることができます。
出題数が多くなっているのは、①近代西洋思想です。
国家一般職、国税・労基、裁判所一般職では毎年 1 問出題されています。
いずれも出題分野の偏りは少ないのですが、
裁判所一般職では、
西洋思想からの出題が比較的多くみられますので、ご注意ください。
全体的に近年は、
基本的なことを問う平易な問題が頻出される傾向にありますので、
過去問(弊社の「出たDATA問基礎編」がお勧め教材です)にあたり、
思想家とその代表的著作、思想を特徴づけるキーワード、名言の 4 つを
関連させて覚えておくとよいでしょう。
またこの科目は、
世界史や日本史における出題とリンクする範囲も少なくありません。
例えば、
政治の社会契約論と近代西洋思想、
世界史と西洋の近代思想・中国の思想、
日本史と江戸時代の思想家などです。
思想が発生した時代背景や、
その思想に影響を与えた主義・人物などと関連づけて学習すると
コスパよく対策できます。
5 月試験・7 月試験では 2019 年度以降は出題されていません。
警視庁においては 2019 年度を除いて毎年 1 問出題されており、
西洋思想と東洋思想が交互に出題される傾向にあります。
全体的に難問はなく、基本的で易しい問題が多くなっています。
主な思想家について、代表的著書、キーワードなどをまとめておくとよいでしょう。