【教員採用試験】合格最低点を目指すなんて、とんでもない

皆さん、こんにちは。

教員採用試験対策の予備校　東京アカデミー神戸校の教員採用担当です。

 

教員採用試験を受験すると決めたら、まずは目標を設定し、計画を立てることが重要ですよね。

神戸校へ来校される方々や受講生とお話ししていても、皆さんそのことはしっかりと意識されています。

だからなのか、最近次のような問い合わせが多いです。

 

「〇〇県(市)の〇〇学校〇〇科の、2次専門試験の合格最低点ってわかりますか？」

 

もちろん、目標設定をする上で、だいたいのラインを知ることは大変重要なことなので、開示請求や情報提供で各自治体から提供いただいるデータをお伝えします。

 

しかし、肝心なのはその後です。

 

「なるほど……昨年の合格者最低点は〇点。私は昨年△点だったから、あと■点伸ばさないといけないですね」

 

さて、この■には何が入るでしょう？

まさか、「〇-△点伸ばせばいい」と考えていないでしょうか？

 

合格できるかという視点で見ても、とくに少人数採用の校種や教科では、合格最低点は年により大きく変わりますから、そこを目指していては、その点数が取れても、不合格になることは十分にあり得ます。

 

ましてや、自分の専門教科(教師として生徒児童にこれから学びを提供していく教科)で、仮に合格最低点ギリギリで合格できたとして、生徒児童に最適な学びを与えるために必要な知識はきちんと身についているのでしょうか？

 

だいたいの指標が欲しい場合は、合格者平均点を見るか、せめて最低点から何点上乗せしてとれるかを考えていきましょう。

 

専門教科の試験で点数が取れるようになれば、授業づくりのアイデアも増え、自信も生まれます。

そこも見据えて前向きに頑張りましょう！

 

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