東京アカデミー名古屋校
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こんにちは!東京アカデミー名古屋校チューターの平上です!
2枚8袋入りのお菓子を買ったつもりが、封を開けると8枚2袋でした。一気に8枚は量が多いです…
今日は「自分を知ること」、特に「長所の見つけ方」をテーマにお話ししていきます。そろそろ教採の勉強をしていてやる気がなくなってくる頃だと思います。そんな時に、自分の良いところを見つけられると、「自分はこんなにすごい人間なんだから、試験にも合格できる!」とモチベーションアップにつながるはずです。気分転換にぜひやってみましょう。
自分が周囲よりすごい人間だと思い込むためには、「ナンバーワンになった経験」か「オンリーワンの経験」があると手っ取り早いです。もちろん他の受験者と比べてのもので大丈夫です。そのような経験は、「自分のコミュニティ」で考えていくと、浮き彫りになっていきます。
皆さんは今まで歩んできた人生で、友達のグループ、学校の仲間、バイト先の人たちなど、数多くの「集団」と関わって生きてきたはずです。それらの集団の中で、自分が1番できたこと、もしくは自分しか経験していないことがあるはずです。このとき複数の集団を思い浮かべるのが必要です。例を出すと、高校で野球部に入っていれば、部活のグループは全員野球をやっていますね。これだと野球はオンリーワンの経験になりません。しかしクラスの友達で野球部に入っているのが自分だけだったら、その集団の中で野球をやっているのは自分だけになります。ここで野球は「オンリーワンの体験」となりますね。次に多くの集団から自分の特別な経験を抜き出してみたら、それに付随するエピソードがないか探してみましょう。その経験が自分を助けてくれたならば、ナンバーワン、オンリーワンの経験はさらに特別なものになります。
エピソードをつけることで、経験のみならず自分の性格もスペシャルなものに変わります。例えば単に「真面目だ」というだけだと、誰にでも言える凡な経験です。しかし自分の真面目さで良いことがあったならば、それは他の人に語ることはできないものです。性格も周囲と一味違うと思えれば、自分がますます特別なものに思えてきませんか?
さらに短所もエピソードによって改善されます。短所で失敗してしまっても、反省して改善して、他の場面で短所が出ずに済んだら「困難を乗り越えた」貴重な経験になるのです。
なお履歴書に書くものは、エピソードをつけなくても自分の長所になります。多くの経験を積んでいたり、資格をたくさん持っていれば、それだけで努力の跡が見えますね。
ここまで読んだ皆さんは、「モチベーションアップ」以外の長所を見つけるよさに気づいたのではないでしょうか。そうです、ここで見つけた長所は採用試験の自己アピール、面接、論文のネタになるのです。教採では、周りの受験者よりも自分を採用してほしいというアピールが必要です。そこで自分が周りと同じような受験者ならば、採用担当者の印象には残りにくくなります。「自分は他人と違う!私はこんなにスペシャルなんだ!」と言うことができれば、自分の人柄も相手に伝わり、好印象を持たせることにつながるのです。
気分転換がてら、自分の長所をよく考えてみませんか?きっとここまで気づかなかった自分の良さに気付くはずです!