東京アカデミー大阪校
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皆さん、こんにちは。
さて、本日はその「専門科目対策」についてご紹介いたします。
教員採用試験対策の学習を始める際、教職教養や一般教養の対策からスタートする方が多く、
専門科目対策についてはどうしても後回しにしてしまいがちです。
しかし専門科目については、出題内容も広範囲に渡るため、早期からの詳細な学習が必要です。
さらに試験全体や筆記試験の中でも配点が高い自治体が多く、
例えば関西地区では、
・滋賀県1次試験配点割合:<小学校その他>教養2、専門2、論文2、面接4 <中学校>教養1.5、専門2.5、論文2、面接4 <高校>教養1、専門3、論文2,面接4
・京都府1次試験:教養100点、専門100点、面接50点
・京都市1次試験:教養30点、専門100点、面接70点、実技(一部科目)30点
・大阪府3次試験:面接420点、専門(実技なし校種科目)400点
・大阪府豊能地区2次試験:面接400点、専門(実技なし校種科目)400点
・大阪市2次試験:面接420点、専門(実技なし校種科目)
・兵庫県1次試験:教養100点、専門200点,面接100点
・神戸市1次試験:専門120点,面接120点
・奈良県1次試験:教養100点、専門(実技なし)200点・(実技あり)150点・実技100点、面接100
・和歌山県1次試験:教養100点、専門100点
となっており、高得点を取る必要があります。
(※上記は一例ですので、条件等により免除・加点される場合などがあります。)
また専門科目の出題は、
①専門科目の内容に関する出題
②学習指導要領に関する出題
③指導案・指導計画に関する出題
④最新時事や自治体施策に関する出題
大きく4つに分かれます。
①②については、出題傾向を把握した上で、苦手分野を作らずに各分野をしっかりとおさえておく必要がありますが、
専門科目の知識を知っているだけではなく、「その知識をどう使うか」を意識して学習しておかないと③や記述式の試験には回答できません。
また、④については2023年夏試験では改訂版学習指導要領、ICT活用などについても多くの自治体で出題されており、
志望科目に関する時事や文部科学省や教育委員会の取り組みについてもチェックしておく必要があります。
こういった広範囲に渡る出題内容を苦手科目・苦手分野を作らずにしっかりと得点できるようにするために、
早期から専門科目対策についても取り組んでいきましょう。
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