東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
香川県の1次試験(小中養栄)は、2024年夏も昨年同様、筆記試験【総合教養+専門教養】及び集団面接【集団討論+集団面接】、校種教科によって実技試験、で実施されます。その中の集団面接で質問される内容は、大きく2つに分かれます。それは、
です。各グループによって質問の内容は違いますが、評価される観点は同じです。
上記以外にも評価の観点はありますが、それは主に集団討論で評価されるものになっています。
【集団討論のテーマに沿った追質問】
上記のように、討論のテーマをさらに深堀りするような質問がなされています。特に近年、生徒指導についての場面指導を質問することが増えているのが特徴で、常日ごろから、生徒指導の目的と対応について考えておく必要があります。
【志望動機や自己PR、教育観を問う質問】
上記のような質問に対しては、自己分析を行い、今まで自分が取り組んできたこと、教育実習や講師経験、社会人経験などで学んだこと、などをノートにまとめておくようにしましょう。また、このような質問に対する回答は主観的になりすぎると、伝えたいことが伝わっていない、上手な表現ができない、といった事態が想定されます。そうならないためにも、必ず他者の目で確認、アドバイスをしてもらうようにしましょう。そうすることで、自分のよさや改善点など、多くのことに気付くことができます。
一例として『ジョハリの窓』という、「自己認識(自分から見た自分)」と「他者認識(他人から見た自分)」について分析し、自己理解に繋げるものがあります。
上の図のように、1. 開放の窓《自分も他人も知っている自己》、2. 秘密の窓《自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自己》、3.盲点の窓《他人は知っているが、自分では気づいていない自己》、4. 未知の窓《自分と他人も知らない自己》、の「4つの窓」に分類されます
1の開放の窓が大きいほど、相手に対する親近感、信頼感が高まります。ですので、この窓を広げていくこと、つまり、『自己開示』を積極的におこなうことが、秘密の窓を小さくし、周囲の親密性を高める、チームワークをよくすることに繋がります。
もう1点大事なこと、それは盲点の窓を小さくするために、他人は自分をどう捉えているのかを理解することです。今まで知らなかった自分の良い資質や能力を知ることがあります。逆に、良いことばかりではなく、欠点や課題なども指摘されることがあり、時にはショックを受けたり、人間関係が悪くなることもあります。しかし、自分にとって厳しい意見や指摘であっても、盲点の窓を小さくすることによって自分と他人の認識のズレを解消できれば、その後のスムーズな人間関係構築に繋がります。他人から評価される環境に身を置いて、自己分析だけでなく、他己分析を進めていくことが面接対策として重要だと押さえておきましょう。
今回は、香川県1次集団面接対策についてまとめてみました。上記内容を踏まえた対策に興味がある方は、高松校までお問合せ下さい。本気の皆様をお待ちしています!
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2024年夏