東京アカデミー津田沼校
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東京アカデミー横浜校の公務員担当です。
今回は、昨年度の弊社実施の模試と警視庁警察官本試験で的中した問題につきましてご紹介いたします。
税制についての出題が、全国公開模試第一回の問題と的中しました。
「直接税・間接税」といった用語からは意味が理解しにくいものについては、理解を深める必要があります。
全国公開模試 第1回
【No.5】 我が国の租税に関する記述として最も妥当なのはどれか。
1 2021年度における租税収入に占める国税と地方税の金額を比較した場合,地方税収入の方が多くなっている。
2 実際に税を負担する者と,法的に納税を義務付けられる者が一致する税を間接税といい,両者が異なる税を直接税という。
3 2021年度における国税収入全体に占める直接税と間接税の割合を比較すると,間接税の方が高くなっている。
4 消費税には累進課税制度が採り入れられており,所得が高くなればなるほど税の負担が重くなる。
5 国が税を創設したり税率を変更したりする場合はすべて法律で定めなければならない租税法律主義に基づいている。
正答 5
選択肢3は直接税と間接税が逆の説明となっていますね。
用語の説明が逆となるパターンは、公務員試験では定番の誤答の作り方です。
警視庁警察官(Ⅲ類)では以下のように出題されました。
[No. 5] 我が国の租税に関する記述として、最も妥当なのはどれか。
(1) 戦前は、直接税が国税の60%強を占めていたが、戦後は、シャウプ勧告によって間接税中心主義の税制がしかれた。
(2) 租税は、納税者と税負担者が同一である間接税と、両者が異なる直接税とに分類される。
(3) 歳入の中心は租税であり、民主主義の下では、法律に基づいて課税しなければならず、これを租税法律主義という。
(4) 租税の基本原則のうち、中立の原則とは、課税や納税の手続きがわかりやすく、徴税の経費が少ないことを意味する。
(5) 1989年に導入された消費税は、所得の格差を考慮せずに一律に課税されるので、所得が高い人ほど所得に対する税負担が高くなる逆進性という問題が指摘されている。
正答 (3)
警視庁については、今年は9月14日(土)Ⅲ類の一次試験ということで発表となっております。
本番までに、東京アカデミー実施の模試を受験いただき、試験本番に近い問題に多く取り組んでまいりましょう。
第1回50問型模試 4/29(月・祝)
公立保育所試験対策模試 5/5(日・祝)
第2回40問型模試 5/19(日)
第3回50問(警察官)型模試 6/16(日)
第4回50問型模試 7/14(日)
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