東京アカデミー名古屋校
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こんにちは!東京アカデミー名古屋校チューターの平上です!
先日、友達2人とご飯に行きました。ものすごく楽しかったのですが、解散した後よく考えるとその日はバレンタインデー。なぜかバレンタインデーのバの字も話題になりませんでした。私含めて全員その存在を忘れていたのでしょうか。
さて、今日は私が気になっていることをお話しします。「本番での得点目標」です。
最近、受講生の方と面接をよくするのですが、私は必ず本番での得点目標を聞きます。しかしパッと答えてくれる方はあまり多くなく、すこし残念に思っています。がむしゃらに勉強して、全力でやった結果がその点数、というスタイルもあると思います。しかし教員採用試験は範囲が膨大なうえ対策を立てる時間が限られています。どうしても苦手な分野は苦手なまま残り、高得点を取るための勉強もできないことが多いです。
そろそろ試験までのリミットも迫ってきているので、「しょうがない」と割り切る勇気も持てるようにしておきましょう。
今回は愛知県の1次試験をモデルとします。愛知県の配点は以下のようになります。
→合計 200点
では実際に、目標点数を決めてみましょう。あくまでここからは「見本」なので、読者の皆さんは自分なりの点数を入れて、考えてみてください。
とりあえず8割を取れば1次試験は通過できそうなので、8割の160点を目標にします。
専門科目の方が教職・教養より点数がとれそうなので、
教職・教養の内訳は
を目標にします。
専門については、いくら対策しても漏れが出る可能性があります。なので10点の失点はどうやってもしょうがない、あきらめようという気持ちでいきましょう。ただ数学などあまり暗記を必要としない科目についてはこの考えをなるべく捨てましょう。
ここが今日のメインの部分です。先ほどのプランでは
教職教養:10問正解の40点ほど(つまり14問中10問正解)
一般教養:10問正解の30点(16問中10問正解)
となりました。ということは、教職教養は4問ミスしてもよく、一般教養は6問間違えてもよいことになります。
4問の間違えそうな問題を考えます。
と考えます。覚える系の科目では、多少のミスは必要経費と割り切っておきましょう。
6問の間違えそうな問題を考えます。
以上のようにシミュレーションを行い、自分の試験本番の姿をイメージします。もちろん最初に立てた点数の計画と、最後に立てた間違える問題のプランは合わないこともよくあります。この時はどちらかを調整して、よりリアルな自分の取れそうな点数を考えてみましょう。皆さんも自分の志望する自治体に合わせ、いろいろと考えてみてください。