東京アカデミー北九州教室
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皆さんこんにちは。福岡校の大坪です⛄
今回は、先週に引き続き2023年度に実施された高卒程度公務員試験の実施結果を見ながら、「合格しやすい公務員試験・職種について」考えていきたいと思います🙋今回は、「地方公務員編」をお届けします!
※今回ご紹介する「倍率」は、毎年採用予定数や申込者数(受験者数)によって変動しますので、あくまでも目安としてご覧ください。
【2023年度福岡・佐賀県内高卒程度公務員試験実施結果(主要試験)】
地方公務員試験で、まず着目しておきたいのが「採用予定数」です。これは自治体によっても違いますし、同じ自治体でも職種によって異なります。
例えば、同じ「行政」の職種でも、福岡県は40名、佐賀県は7名です。また、同じ「福岡市」の試験でも、行政事務は45名、学校事務は9名です。
警察官は、福岡県警(男性)67名、(女性)18名、佐賀県警(男性)28名、(女性)5名となっています。
次に「受験者数」を見てみましょう。
福岡県(行政)258名、佐賀県(行政)77名/福岡市(行政事務)290名、(学校事務)54名
ここで「福岡県」と「福岡市」を比較すると、福岡市行政事務の方が受験者が多いことがわかります。よって2023年度は、福岡市行政事務の方が最終倍率が高くなっています!😲
警察官は、福岡県警(男性)516名、(女性)168名、佐賀県警(男性)165名、(女性)66名となっています。
上記のように「採用予定数」・「受験者数」で、最終倍率(最終的な競争倍率)は大きく異なります。特に地方公務員は、年度によって採用予定数や受験者数が変動しますので、一概に「この試験が受かりやすい!」とは断言しにくいですが、受験先について迷っている場合は
・採用予定数の多い自治体・職種
・過去の実施状況を比較して、受験者数の少ない職種
をヒントに受験先を検討してみてください😌
※近年増加傾向にある「SPI試験」を導入している自治体の試験(=人物重視の試験)は、一般的な公務員試験で出題される「教養試験」の対策が必要ないので、民間企業で就職活動をしている方も受験をする可能性があり、倍率が高くなりやすいです。
特に政令市以外の市役所や町村役場の試験では、「試験の内容」も検討事項の一つとして比較してみてください🙌
皆さんの受験を応援しています🌸