東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは。
東京アカデミー松山校の大卒公務員担当の高橋です。
年が明けてあっという間に、2月も半ば。
1月は「いく」
2月は「にげる」
3月は「さる」
と言いますが、
受験生にとっては無情にも
ものすごく速いスピードで月日が流れているように感じます。
この時期、大卒公務員を志望する受験生は、
大学生ならば、おそらく1日10時間以上勉強していて
体力、気力が試される試練の時を迎えています。
お仕事をしながら受験される場合は、
おそらく1分でも多い学習時間を確保するために、睡眠時間を削るという選択を迫られていて、
自分の限界に気力で挑んでいく、そんな厳しい時期になります。
自分のペースで受験対策を進め、準備ができたらその年の公務員試験を受ける、
という受験スタイルもありますが
ゴールを決めて、そこから逆算しながら対策を進めるスタイルが一般的ですね。
その場合、大切になってくるのは、
・科目の選択
・科目の優先順位
・科目ごとの学習量
です。
1分の時間も大切にしたいこの時期からは特に、これらのバランスを大切にしていきたいと思います。
科目選択には
・併願先の出題科目
優先順位には
・科目の特性
・個人の得意不得意
を考慮し、
学習量には
・1日の生活スケジュール
・睡眠時間の確保
をもとに
(例)国家一般職(行政)と地方上級A日程、国税専門官を併願する場合・・・
・毎日、継続的にすることで効果が得られる科目
→「一般知能」など
・時間配分のトレーニングが必要な科目
→「文章理解」「一般知能」など
・早い段階から手をつけて徐々に深めていく科目
→「憲法」「民法」「行政法」「経済原論」など
・短期決戦で終盤に集中して対策する科目
→「人文科学」「社会科学」「政治学」「行政学」など
・捨てる科目・拾う科目
→「自然科学」「行政学」「会計学」「商法」「社会政策」など
を考慮して週間スケジュールを立て、
それをルーティンワークにすると、バランスよく対策することができます。
東京アカデミー松山校では、受験生ひとりひとりの学習面談を実施しています。
受講生が、何に悩み、何につまづいているのか
何からどんなふうに話せば、安心させられるか
どんな性格で、どんな言葉かけを求めているか
志望先と模擬試験の成績を確認しながら、
科目の得意不得意と学習習熟度を分析し、
生活スケジュールを丁寧に聞き取りながら、
個別の週間スケジュールを立てていきます。
受講生と面談していると、その子の特徴がみえて興味深いし、
その子の人となりを知るごとに、なんとか合格させたい、という思いもこみ上げてきます。
何より面談に来た時の重い表情が、
面談を終えた時に明るくなっていく、この変化が楽しみでなりません。
予備校は、水先案内人です。
公務員受験という同じ船に乗る受講生ひとりひとりに、個別最適な道順を教え、そのための操縦を指示する役割を担っています。