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受験勉強スタート前の準備　その3　入試の種類と内容

お知らせ

2024.03.11

こんにちは。東京アカデミー池袋校です。

3月9日(土)から3月14日(木)まで、「受験勉強スタート前の準備」と題して、看護学校受験に向けて事前に知っておいた方が良いことや志望校選びに役立つ情報をお届けしております。この6日間のブログをご覧いただければ、看護学校受験の流れは大筋掴んでいただけると思います❣

第3回は「入試の種類と内容」についてです。

受験勉強スタート前の準備　その3　入試の種類と内容

看護学校受験には大まかに「AO入試」「推薦入試」「社会人入試」「一般入試」があります。

※2020年度から大学入試の仕組みが一部変わり、入試の名称も変更されました。
「AO入試」→「総合型選抜」
「推薦入試」→「学校推薦型選抜」
「一般入試」→「一般選抜」等
ただし、専門学校では「AO入試」「推薦入試」「社会人入試」「一般入試」の名称のままの学校もありますので、本ブログでは「AO入試」「推薦入試」「社会人入試」「一般入試」の名称で、ご説明させていただきます。

上記の4種類の入試において、どんな時期に行われるのか、どんな人が対象になるのか、選抜方法は何か等まとめてみましたので、自分がどの入試の受験対象となっているか確認しましょう。

下記はあくまでも一般的なことをまとめていますので、詳しくは例年６月以降に公開される各学校の募集要項をチェックしてくださいね。

🌷AO入試🌷

時期：6月頃～
内容：受験者の個性や適性に対して多面的な評価を試みる入試です。

選抜方法：志望理由書、面接　
★学校により、選抜方法は様々で、エントリーシートと呼ばれる提出後、何度か面接を繰り返したり、課題やグループディスカッションを課したりします。

対象；社会人が出願できる場合もけっこうあります。
🌷推薦入試🌷

時期：8月頃～
内容：重視されるのは、高校の調査書の成績です。高校3年生の1学期または２学期の評定平均に関して、看護系の大学では、4.0以上、専門学校では3.5または3.8以上とする学校が多いです。また、推薦入試を受験する場合は、学校の校長に推薦してもらう形を取りますので、早めに先生に相談しておく必要があります。成績だけでなく、欠席日数などについても厳しくチェックされますので要注意！
★推薦入試に合格したら、基本的に辞退はできません。

選抜方法：志望理由書、小論文、面接、学校によっては学科試験

対象：多くは現役高３生が対象ですが、浪人生が受けられる学校もあります。

推薦入試はさらに以下の3種類に分けられます。
①指定校制…各看護学校から指定された特定の高校の生徒のみが受験できる制度

②地域指定校制…特定の地域の在住者または高校の生徒のみが受験できる制度

③公募制…一定の条件を満たせば、誰でも受験ができる制度

🌷社会人入試🌷

時期：9月～11月頃が多い（※学校によってさまざま。早くは6月頃から、遅くは3月頃まで、何回にも分けて行うことも。）

内容：社会人経験をどのように現場で活かすことができるか等が重視され、面接試験の評価の割合が高いです。

選抜方法：志望理由書、小論文、面接、学校によっては学科試験

対象：社会人としての経験年数や年齢で受験資格が限られているケースもあります。

🌷一般入試🌷

時期：12月～3月頃（※学校によってはもっと早くから何回にも分けて行うことも。）
選抜方法：多くは学科試験と面接という組合せです。

（大学の一般入試）

国公立大学

大学入学共通テストを受験する必要があり、5教科５科目～7科目の対策が必要です。

私立大学

国語・英語が必須科目で、数学と理科（生物や化学）のうちどちらか１科目を選択するケースが多いです。

（専門学校）

学校によって入試科目の組合せはさまざまですが、国語・英語・数学の３科目を学習しておけば、ほとんどの学校を受験できます。

★理科（生物）で受験できる学校もありますが、とても少ないです。（理数系の科目では、ほとんどの学校が数学で入試を行っています。）

★人気校や伝統校に限れば国語・英語・数学の３科目型の入試を行っているところが多いのですが、実際には２科目（や１科目）で一般入試を受験できる学校も決して少なくないです。

★一般入試でも面接が課される場合がほとんどです。

夏～秋ごろに実施されるAO入試、推薦入試、社会人入試を受験し、残念な結果だった場合一般入試で再チャレンジすることはよくあります。その意味で、推薦入試や社会人入試をねらっている人も、できれば一般入試（学科試験）に向けた準備をしておくほうが無難です。（推薦入試、社会人入試でも、簡単な学力試験が課されるケースはけっこうありますしね。）

※ここにあげた入試制度の他にも、「早期特別入試」「帰国生入試」…など、学校が独自に実施している入試制度があったりします。志望校のホームページをチェックしてみましょう！