東京アカデミー新潟校
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こんにちは、東京アカデミー新潟校の梅木です🌷
2024年の教員採用試験における重要教育時事といえば2023年12月22日に閣議決定された「こども大綱」ですが、
同日あわせて閣議決定された「こどもの居場所づくりに関する指針」に関しては皆さん学習済でしょうか?
今回はこどもの居場所づくりに関する指針についてその概要を掲載いたしますので、まだ触れていなかった方はこの機会に資料を読んでみてください。
・地域コミュニティの変化
・複雑かつ複合化した喫緊の課題
・価値観の多様化
➡居場所がないことは孤独・孤立の問題と深く関係しており、こどもが生きていく上で居場所があることは不可欠。
➡理念:全てのこどもが、安全で安心して過ごせる多くの居場所を持ちながら、様々な学びや、社会で生き抜く力を得るための糧となる多様な体験活動や外遊びの機会に接することができ、自己肯定感や自己有用感を高め、身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態(ウェルビーイング)で成長し、こどもが本来持っている主体性や創造力を十分に発揮して社会で活躍していけるよう、「こどもまんなか」の居場所づくりを実現する。
・こども・若者が過ごす場所・時間・人との関係性全てが、こども・若者にとっての居場所になり得る。物理的な「場」だけでなく、遊びや体験活動、オンライン空間といった多様な形態をとり得るものである。
・その場や対象を居場所と感じるかどうかは、こども・若者本人が決めることであり、そこに行くかどうか、どう過ごすか、その場をどのようにしていきたいかなど、こども・若者が自ら決め、行動する姿勢など、こども・若者の主体性を大切にすることが求められる。
・居場所の特徴として、多くのこどもにとって、学校が居場所になっていること、個人的なもので変わりやすく、地域性や目的、人との関係性などに影響を受けるものである。
・居場所とは、こども・若者本人が決めるものである一方で、居場所づくりは第三者が中心となって行うものであるため、両者には隔たりが生じ得る。
・こうした隔たりを乗り越えるため、こども・若者の視点に立ち、こども・若者の声を聴きながら居場所づくりを進めることが必要である。
・目的や対象者へのアプローチ方法などは多様であるが、重要なことは、様々なニーズや特性を持つこども・若者が、身近な地域において、各々のライフステージに応じた居場所を切れ目なく持つことができることである。
資料では4つの視点を挙げていますが、共通する事項が以下の3つです。
① こどもの声を聴き、こどもの視点に立ち、こどもとともにつくる居場所
➡こども・若者の声を聴き、「居たい」「行きたい」「やってみたい」というこども・若者の視点に立ち、こども・若者とともに居場所づくりを進めることが重要
② こどもの権利の擁護
➡こども基本法等を踏まえ、こどもの権利について理解し守っていくとともに、こども自身がその権利について学ぶ機会を設けることも重要
③ 官民の連携・協働
➡居場所の性格や機能に応じて、官民が連携・協働して取り組むことが必要
・ふやす ~多様なこどもの居場所がつくられる~
・つなぐ ~こどもが居場所につながる~
・みがく ~こどもにとって、より良い居場所となる~
・ふりかえる ~こどもの居場所づくりを検証する~
➡これらの視点に順序や優先順位はなく、相互に関連し、また循環的に作用するものである。
✼••┈┈┈┈┈┈••✼ おわり ✼••┈┈┈┈┈┈••✼
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