東京アカデミー高崎教室
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、国家一般職の基礎能力(教養)試験についてご紹介します。
まず、基礎能力試験では2024年度から「出題数の変更」やそれに伴う「試験時間の変更(短縮)」、「新科目『情報』の出題」などいくつかの変更点があります。
試験の内訳についてですが、基礎能力試験では知能分野(一般知能)の占める割合が大きく、2024年度の出題科目内訳では以下のようになっています。
出題数30問:知能分野24問 知識分野6問
つまり、知能分野の問題が約8割を占めているため、合格最低ラインを60~70%としたとき、国家公務員一般職の基礎能力試験では公務員独自の問題である知能分野をどう攻略するかが合否のポイントとなります。
2024年度は10問と出題数が多い科目です。
現代文を解くうえで必要なことは集中して文章を読む力をつけることで、日頃から新聞などに目を通し、新聞社説を要約する練習などをして文章の要点を意識して読み進める癖を付けましょう。
英文も長い文章に慣れる練習をして、文章を段落ごとのかたまりで分けて捉えるパラグラフリーディングなどの技法を使い英文を効率的に読みましょう。
なお古文は過去5年間では1問も出ておりません。
2024年度に4問出題されます。出題分野としては「数と式の計算」「方程式・不等式」「場合の数・確率」からの出題が多いです。対策としては、基本的な解法をマスターし、標準レベルの問題を確実に得点に結びつけていきましょう。
2024年度に7問出題されます。出題分野としては「順序関係」「対応関係」からの出題が多いです。基礎をしっかりと身につけ、過去問を中心に様々なパターンの問題にあたっておきましょう。
2024年度に3問出題されます。出題分野としては過去5年間で「数表」「グラフ」が毎回出題されております。様々な「数表」や「グラフ」にあたり、その見方、読み方をしっかり理解しておきましょう。
2024年度は自然・人文・社会に関する時事、情報から6問出題されます。出題数としては少ないのでそれぞれの科目の優先度は低いですが、効率的に学習していき得点に繋げていきましょう。
これまでは「自然・人文・社会(時事を含む)」として6問出題で、自然科学(数学・理科)、人文科学(日本史・世界史・地理・思想・倫理)、社会科学(政治・経済・社会)の知識問題と社会時事が出題されていました。
しかし、2024年度からはそのような知識問題は出題されず、広く時事問題が出題されると思われます。
ちなみに過去の社会時事については毎年2~4問出題されており、一般知識分野では出題数の比率が多い科目でした。例えば近年の科学技術・日本の教育・日本の社会の内容が出題されていましたが、近年公務員試験ではますます時事が重視されております。日頃からニュースを見たり、過去1年くらいの社会情勢を確認したりしておくなどして対策をしておきましょう。
「情報」「進数変換」「工程表・フローチャート」や簡単な情報系知識について問われると予想します。また、総務省より「情報通信白書」が公表されており、情報通信に関する現状報告概要などが分かりやすくまとめてありますので確認しましょう。
国家一般職の基礎能力試験が今年から変更ということで、不安に思っている方が多いと思われますが、自分に合った攻略法で基礎能力試験対策をしっかりとし、一次試験合格へ繋げていきましょう。そして、今年受験する方は東京アカデミーの短期講習を利用するなどしてラストスパートをかけていきましょう!
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