東京アカデミー津田沼校
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こんにちは。東京アカデミー津田沼校の遠藤です。
3/21(木)に、第59回理学療法士・作業療法士国家試験の合格発表がありました。
厚生労働省国家試験合格発表ページはこちらから。
このブログでは、東京アカデミーの視点で分析した第59回理学療法士・作業療法士国家試験(2024年2月18日実施)について、発信します💡
今回は、東京アカデミー通年講座担当講師による、第59回国家試験【専門基礎分野】の分析コメントです。
来年の第60回国家試験に向けて、参考にしていただけたら嬉しいです。
第59回の専門基礎分野は、「2つ選べ」が午前9問・午後3問で、午前に偏っていました。午前問題は過去問類似問題が多く、正しい知識を習得していれば、決して難しくはありませんでした。しかし、過去問の答えの暗記のみで内容を理解出来ていない、幅広く関連知識の暗記をしていないと、特に「2つ選べ」の問題では間違えやすいです。午後問題は、過去問+αの新しい知識を問うているため、「難しい」と感じたのではないでしょうか。
午前問題64「肺拡散能の影響」、午後問題62「節前線維」など、過去問の演習だけでは解答が出せない問題があります。生理学をしっかり理解をしないといけません。
午後問題52「ヤコビー線」、午後問題77「アポトーシス」など、解剖学的には大切であるものの今まで出題されていなかったものが出題されていました。
午前問題93「Kussmaul呼吸の理由」は、「どうして出現するのか?」という理由もわからないと解くことができません。病態も理解する必要があります。
午後問題65「ワルファリン」、午後問題84「抗てんかん薬」、午後問題86「便秘を生じやすい薬剤」など、薬剤の問題が例年より多く見られました。主要な薬剤の勉強は今後も必要となるでしょう。
午後問題93「感染症」は新出題基準に基づき出題された問題です。感染症は、感染症法も含め、今後も細かい知識が必要です。
第60回も方向性は変わらないと思われます。過去問に出題されているテーマをじっくり学習して病態や生理学を理解し、正しい知識を暗記できれば、点数を伸ばすことにつながるでしょう。
4月~5月に実施する「ワンコインセミナー」では、第59回国家試験の分析+第60回国家試験に向けた勉強方法について、より詳しくお話しします。
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●津田沼校【通学コース】:5/12(日)開講
●池袋校【通学コース】:5/12(日)開講
●大宮校【Zoomコース】:6/8(土)開講
※Zoomコースは専門基礎分野のみのコースとなります。
次回は、理学療法専門分野の講評をご紹介します。
ぜひご覧ください✨