東京アカデミー横浜校
ブログ
こんにちは。
東京アカデミー東京校の教員採用試験対策担当です。
3月28日(金)に東京都教育ビジョン(第5次)が公表されました。
これは令和5年3月に中央教育審議会より発出された「次期教育振興基本計画(答申)」を基にして作成された東京都教育委員会の取り組むべき基本方針とその達成に向けた施策展開の方向性を示したものです。
東京都教育ビジョン(第5次)(東京都教育委員会)
今回、第5次ビジョンの特徴として、3本の柱の設定がございます。
【柱1】自ら未来を切り拓く力の育成
【柱2】誰一人取り残さないきめ細かな教育の充実
【柱3】子供たちの学びを支える教職員・学校の力の強化
上記の3本の柱を軸に12の基本方針があり、東京都教育委員会の方針が示されています。
教員採用試験において、教育ビジョン(教育振興基本計画)は論作文や人物試験で教育観を問われた際に必要となる内容です。
自身の教育観と自治体が掲げる教育方針に大きな違いがないようにすることも重要です。
また、二次試験では教育施策について問われるケースがございます。
≪質問例≫
東京都の教育施策はいくつわかるか。
→回答した教育施策について説明してください。
上記のような質問をされた受験生もいましたので、受験する自治体の教育施策の内容と方向性は明確に説明できるように準備をしておきましょう。
東京都の場合は教育ビジョンと東京都教育施策大綱がよく問われています。
教育ビジョンについては、まずは概要とダイジェスト版から確認していき、東京都の方向性を把握して対策をしていきましょう。
その他の自治体においても順次公表される予定です。
自治体の方向性は教員にとって重要となりますので、こまめにチェックしましょう。
★参考★
次期教育振興基本計画について(答申)(令和5年3月8日 中央教育審議会)
東京都教育ビジョン(第5次)(令和6年3月28日 東京都教育委員会)
東京アカデミー関東エリア教員採用試験のX(旧Twitter)では、関東エリアの試験情報、イベント・講座案内など、受験生の皆さまに役立つ情報をご案内いたします。
ぜひフォローをお願いします!