東京アカデミー仙台校
ブログ
皆さん、こんにちは。
東京アカデミー仙台校 大卒程度公務員担当の工藤です。🐄
★約95億円!気仙沼市のふるさと納税過去最高額に〈宮城〉引用:MSNジャパンニュース
皆さんはふるさと納税をごぞんじでしょうか。
ふるさと納税とは、
本来は自分の住まいがある自治体に納税する税金を、任意で選択した自治体に寄付することで、税金の還付・控除が受けられる制度です。
また、寄付額の3割以下を上限として返礼品を受け取ることもでき、寄附額のうち2,000円を越える部分については所得税と住民税から原則控除されます。
さらに、寄付する際には、自治体の取り組むまちづくりや復興支援などさまざまな課題に対して、寄付金の使い道を指定できます。
多くの人が、進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税をしますが、
自分を育んでくれた「ふるさと」に自分の意思でいくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか
そんな問題提起から始まり、数多くの議論や検討を経て生まれたのがふるさと納税制度です。
寄付する側のメリットの一例
・任意の自治体に寄付が可能(自分を育んでくれた故郷へ自分の意志でいくらでも納税ができる)
・税金の使い道を任意に選択が可能
・返礼品がもらえる
自治体側のメリット一例
・財源確保につながる
・地元産業の活性化につながる
・地域のPRとなる
近年の少子高齢化に伴う人口減少により、都心部以外での財源の確保が難しくなっていく中で
ふるさと納税制度は財源確保の取組として有効な手段の1つとなります。
一方でデメリットも一定数存在するので、気になった方はぜひ調べてみてください!
さて、本題ではありますが、
2023年度気仙沼のふるさと納税による寄付金額は約95億円となったそうです。
2022年度の寄付金額は49億4000万円のため、2倍程度に増加しました。
この金額はイメージしづらいかもしれませんが、
気仙沼市の中期財政見通しからは、2023年度の推定歳入が427億7900万円とのことだったので
気仙沼市に住んでいない方からの寄付金も含めて歳入の20%弱をふるさと納税が占めている状況です。
詳細については下記URLをご参照ください。
予算編成方針等について - 気仙沼市役所 (kesennuma.miyagi.jp)
なお、気仙沼市としては、寄付金を下記の方針で使われるとのことです。
・小中学校の給食無償化
・第二子以降の保育料無料化など人口減少対策
実際の面接では「最近気になったニュースは?」という質問もされますが、
志望動機や取り組みたい業務内容によっては、今回のような志望先自治体に関するニュースであることが望ましいケースもあります。
時事問題は筆記試験のみならず面接や討論などの二次試験対策にも繋がりますので、しっかりと対策しましょう。
★2024年度試験対策 市役所対策コース
(5~6月講義+面接対策+個別サポート)
5月からの直前期に集中講義を受けられるコース!
さらに面接対策も回数無制限で実施いたします!
★2024年度試験対策 Zoom短期講習
(オンデマンド視聴フォロー付き)
2024年5月19日開講!すでにお申込みいただき、学習をスタートしている方もいらっしゃいます!
★通学講座はどのコースを選んでも模擬試験(全8回)面接試験対策(何回でも練習可能)すべて無料!!
東京アカデミー仙台校:工藤