東京アカデミー大宮校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、人文科学(日本史)の傾向と対策についてご紹介します。
日本史の問題は公務員試験において、1~3題程度出題されています。
日本史の学習を効率的に行う方法としては、「出題の傾向を知る」ことが重要です。範囲が膨大に見える日本史も、出題傾向を確認してみると実はよく出題されている分野はかなり偏っています。
時代別にみると、頻出分野だと言えるのは江戸時代と明治・大正時代です。江戸時代の3大改革については、それぞれの時期・関係の深い人物・主な政策について把握しておきましょう。明治時代については、明治政府の実施した諸施策を整理しておきましょう。また、時代背景を踏まえながら日清・日露戦争から第一次・第二次世界大戦に向けての流れを把握しましょう。大衆運動とそれに関する政府の対応策や選挙権の変化についても表などにまとめることをおすすめします。
一方、比較的出題頻度が低い古代・中世に関しては、分野として掘り下げて勉強するよりも通史的に流れを意識した学習を進めましょう。科目の特性上ポイントを絞らないと多くの事項を暗記しなければならなくなるため、時代を追いながら要点整理していくことが肝要です。
日本史はどうしても「暗記科目」のイメージが強く、知識が無ければ判旨にならない科目ですが、やみくもに丸暗記するのではなく、貴重な時間で無駄のない効率的な学習をしていきましょう。