東京アカデミー秋田校
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秋田県内看護学生の皆さん、国家試験担当の渡辺です🐶
前回のブログでは、必修問題についてご説明いたしました。
では、必修問題の対策はどう進めていけばよいでしょうか。
令和3年3月の保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書では、必修問題について以下のように記載されています。
「看護師国家試験における必修問題は、看護師にとって特に重要な基本的事項を問うものであることから、限られた範囲の中で繰り返し問うことが妥当であると考えられる。そのため、重要な基本的事項を繰り返し出題するなど、必修問題においてはより積極的に既出問題を活用していく」
★ポイントは、
①特に重要な基本的事項を問う
②積極的に既出問題を活用していく
ということです。
必修問題はプール問題から多数出題される!
「積極的に既出問題を活用していく」という言葉の通り、必修問題ではプール問題と呼ばれる過去に出題された良質な問題が数年後に再び出題されています。
中には過去の一般問題(基礎看護学、人体の構造と機能など)から出題されたり、選択肢を少し変更して出題されたりすることもあるので、注意が必要です。
実際に出題されたプール問題を見てみましょう。問題文も選択肢も全く同じ問題が出題されることもありますが、まれです。
第113回・午前〔問題13〕免疫機能に関与する細胞はどれか。
1.血小板
2.白血球
3.網赤血球
4.成熟赤血球
正答2
第104回・午前〔問題10〕免疫機能に関与する細胞はどれか。
1.血小板
2.白血球
3.網赤血球
4.成熟赤血球
正答2
以下は「人体の構造と機能」の問題が必修問題として出題された例です。
このように、一般問題が数年後に必修問題として出題されることもあります。
第112回・午後〔問題11〕副交感神経の作用で正しいのはどれか。
1.瞳孔散大
2.気管支拡張
3.心拍数の増加
4.消化液分泌の促進
正答4
第102回・午後〔問題81〕副交感神経の作用はどれか。2つ選べ。
1.瞳孔の散大
2.発汗の促進
3.心拍数の低下
4.気管支の拡張
5.消化液の分泌亢進
正答3と5
✅必修問題の一番の対策は過去問を解くこと。
なるべく早いうちから過去問を解いておくことをお勧めします。
直前になって焦らないように、今のうちに傾向をつかんでおきましょう。
必修問題は、特に重要な基本的事項を問う問題です。
必修問題をしっかり解けるようになれば、一般問題や状況設定問題への応用もききます。
また、出題基準も要チェックです。漏れがないよう、小項目(キーワード)を確認しておきましょう。
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