東京アカデミー津田沼校
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みなさんこんにちは!東京アカデミーの公務員担当です。
今回のブログでは、東京特別区の教養試験対策についてご紹介します。
2024年度 東京特別区(一般事務) 分野別出題数
『知能分野』 28題
(文章理解、判断推理、数的処理、空間把握及び資料解釈)
『知識分野』
・社会科学 4題
(法律、政治及び経済)
・人文科学 4題
(論理・哲学、歴史及び地理)
・自然科学 8題
(物理、化学、生物及び地学)
・社会事情 4題
48題中40題解答で、試験時間は2時間です。
全員必須回答の知能分野問題については、一般知能各科目から満遍なく出題されています(各科目4~6問)。
他の自治体との違いとしては、資料解釈科目の問題が多いため、様々なタイプのグラフや数表に慣れ、解く練習を重ねていくことで、得意科目にする必要があります。
また、文章理解も全体としては難易度が高くなく、難易度の割に出題比率も高いため、苦手意識がある方も捨て科目にせず、毎日少しずつでも問題を解いて対策しましょう。
知識分野については、選択問題であるため、ご自身の学習状況や得意科目等から試験当日に問題を見たうえで、解答する問題を選択できます。
また、特別区特有の科目が「社会事情」になります。「社会事情」は、一般的な公務員試験の筆記試験では「社会時事」の分野に該当します。主に試験前年1年間の社会時事から出題されております。2024年の試験では、主要7か国首脳会議(G7広島サミット)、「デフレ完全脱却のための総合経済対策」、「物流革新緊急パッケージ」、第76回カンヌ国際映画祭について出題されました。知識分野はご自身の得意科目で12問を解答するのも手ではあるのですが、同時にぜひ社会時事に改めて関心を持っていただき、1点でも社会事情から得点を稼ぐと、他の受験生との差を開くことができます。東京アカデミーでは最新時事をまとめた「時事蔵」がございますので、ぜひとも社会事情の対策にご活用ください。