東京アカデミー大宮校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、自然科学(物理)の傾向と対策についてご紹介します。
物理の問題は公務員試験において、1~2題程度出題されています。
分野は主に「力学」「熱力学」「波動」「電気・磁気」「原子」等に分けられ、「電気と磁気」が最頻出の分野ですが、基本的にどの問題もまんべんなく出題されます。
「電気と磁気」については、オームの法則を自由に使いこなせることが重要です。また、直列に接続した場合、並列に接続した場合の合成抵抗の求め方、各抵抗に流れる電流や両端に加わる電圧と全電流、全電圧との関係を理解しておきましょう。さらに、電力=電圧×電流の関係を覚えておくと良いです。
様々な分野からまんべんなく出題されているため、幅広い知識が求められる科目ですが、まずは「等加速度直線運動」「落下の運動」「鉛直投げ上げ運動」の公式は必ず覚えておきましょう。また、「熱量保存の法則」に関しても、多くの問題を解くことが肝心です。「音波・光波」については文章問題が多いため、その性質を整理して正確に覚えましょう。その他の分野については基本的なことをおさえておく程度で対応できるはずです。
自然科学の中で特に物理は苦手にしている方が多く、問題中に図や表が使われることもあるため、難問のようにみえるものが多いが、レベルとしては高校物理の学習範囲の中でも基本的なところから出題されており、定理・公式を使えば正しい選択肢は導き出せるので、問題を解く際は、問われていることが何なのかをしっかりとつかみ、どの公式を使えばよいかを判断できるようにしておきましょう。