東京アカデミー立川教室
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皆さんこんにちは!
公務員の予備校=東京アカデミー横浜校高卒程度公務員担当です。
今回は、公務員試験で実施される「面接試験」の中から、「「集団面接」の概要と意識すべき評価ポイントの違いについてお話します。
面接試験には大きく分けて「個別(個人)面接」と「集団面接」の2種類があります。「集団面接」実施の有無は、自治体によって異なりますが、近年の公務員試験では様々な観点から受験者を評価するために、この「個別面接」と「集団面接」両方を実施する自治体もあります。
また、採用する側の意図として複数の受験者を一度にさばくことができるというメリットもあります。
【形式・方法】
・3〜4人程度の面接官を前にして、数人の受験者が同時に面接を受ける。面接時間は受験者の人数によっても異なるが、20〜60分程度のところが多い。
・各受験者に受験番号、氏名などを述べさせ、それから質問に入るケースが一般的である。受験者全員に同じ質問をして、順番に回答させることもあれば、各受験者に別の質問をすることもある。また、回答者は面接官が指名することもあるが、挙手制となることもある。特に挙手制のときは積極的に発言し、自分をアピールしていこう。
【特徴・ポイント】
・面接官は、同時に複数の受験者をみることができるため、受験者同士を比較して相対的な評価をすることができる。その反面、1人に集中できないため、深く掘り下げた質問はあまり行われない。
・一つの質問に対して何人もの受験者が答えることになるので、自分が発言しようと思っていたことを先に言われてしまったり、声の大きな受験者に圧倒されてしまったりするので要注意である。同じ意見であっても、何か付け加えたり、全体をまとめる内容にしたりするなど工夫して差別化を図ること。
・他の受験者に対して向けられた質問であっても、面接官の方を見ながら質問を聞き、他の受験者の答えもしっかりと聞く姿勢が望まれる。面接官は、他の受験者が話しているときにあなたがどのような態度で聞いているか見ている。また、他の受験者の意見について突然質問されることもあるので注意すること。
これから「個別面接」と「集団面接」両方の試験を控えている方は、上記を参考に、「集団面接」の評価ポイントの違いを把握しておきましょう。