東京アカデミー東京校
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皆さんこんにちは!東京アカデミーの公務員担当です。
今回は作文試験の基本ルールについてご紹介いたします!
作文試験も筆記試験と同じくほとんどの公務員試験で課されるので、しっかりとした対策が必要になります。
高卒程度公務員試験の場合、作文試験の制限時間はおよそ60分~90分程度、字数は600文字~1200文字程度が多いです。
作文を書く際には、何点か注意すべきポイントがあります。一つ一つ見ていきましょう。
文体や句読点・カッコの位置、仮名と漢字、数字の使い方、字数制限など、
作文試験の対策を行う上で、まずは基本的な原稿用紙ルールを順守しましょう。
このルールが守られていないと、客観的(採点官の誰が見ても)に「×」が付き、減点されますので、ご注意ください。
作文を書く際には、課題を正しくとらえることが重要です。
課題で求められていないことを解答しても、評価は低くなってしまいます。
課題の背景や前提で作文の内容が終始してしまうこともあります。
例えば、「失敗から学んだこと」という課題の場合、失敗を通して何を学んだかが問われているので、失敗談で終わっている作文では、課題を正しく把握していると言えません 。出題者側が何を求めているかを考えた上で、課題を把握する必要があります。
作文を書き始める前に、構成をしっかり練っておくことで、出題意図に沿った作文を書くことができます。
①文末表現は、常体「だ」「である」を用いること
敬体「です」「ます」は、会話文などを除いて、用いない方が好ましいです。
②書き言葉で書く
話し言葉で書かないように気をつけましょう。
例
「努力したけど、やっぱり失敗した。」 →「努力したけれども、やはり失敗した。」
③丁寧な文字で書く
時間制限がある試験のため、焦って雑な文字になってしまいがちですが、できるだけ丁寧な文字で書くことが大切です。
採点者も人間のため、丁寧な文字で書かれた作文の方が、雑な字で書かれた作文よりも説得力がある、と感じる可能性があります。
これは試験本番ですぐ実行できるわけでないので、日々の練習から心がけていきましょう。
作文試験の課題として最新の時事問題が出題される場合があります。
最新の時事の知識・情報も必要です。日頃から新聞やテレビなどをチェックする習慣づけを行いましょう。
志望先によって出題テーマは異なります。志望先の過去の作文試験でどのようなテーマが出題されたのかを調べましょう。
例えば、「豊かさについて」といった受験生の考えを問うものや、「過去の経験からどのように仕事に活かすか」「県民が求める警察官像」といった仕事に関連することが課題として与えられていました。
特に、仕事にどのように活かすかを問う課題については、それぞれの職種の業務や役割を分析し、自らの強みとすり合わせていくことが求められます。
しっかり研究することで傾向が見えてくるので、志望先に合わせた練習を行いましょう。
作文試験の対策は自分ひとりの力だけでは難しい部分もあります。何回も繰り返し書くことも重要ですが、何よりも書いたものを第三者に見てもらう=添削してもらうことが重要です。添削を受けることで、改善点を見つけてより良い作文を書けるようにしていくことが、作文試験おいて最も効果的な対策になります。