東京アカデミー大阪校
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みなさんさんこんにちは。東京アカデミーの公務員担当です。
2024年1月~6月に日本を訪れた外国人観光客数は1778万人だったと発表がありました。このペースでいくと、過去最多を記録した2019年の3188万人を上回る予測です。また、円安が追い風となっており、外国人観光客による消費額も過去最高を更新する予測。
政府は、2030年に6000万人とする目標を掲げています。
6月の国・地域別訪日客数
1位 韓国(約70万人)
2位 中国(約66万人)
3位 台湾(約57万人)
4位 米国(約30万人)
5位 香港(約25万人)
インバウンドの増加は、日本経済に貢献していることは間違いないですが、ここでその弊害や課題について見ていきましょう!
インバウンドの増加により、市民生活に支障をきたす都市が出てきています。例えば京都市では、嵐山などの観光地で歩道から人が溢れ、車道にはみ出て交通障害や事故が起こっています。また市営バスが観光客で溢れ、特定の路線では市民の足として利用しずらい状況ともなっています。
インバウンドが都市部に偏る傾向が続いています。訪日客の宿泊先は、約7割が3大都市圏(東京・愛知・大阪と近隣の8都府県)に偏っています。政府は、インバウンドの経済効果を全国に波及させるため、地方に足を運んでもらえるようなPRや施策を自治体と連携して推進する必要があります。
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