東京アカデミー名古屋校
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こんにちは☺東京アカデミーの榊原です☺
突然ですが、「夏のうちから国試に向けて勉強しようと思うけど、どこから勉強したらいいんだろう・・」と悩まれている方はいらっしゃいませんか。
本日は、夏のうちに押さえておくべき科目のお話をしたいと思います。
東京アカデミーでは、毎年本試験受験者に調査を行い、平均点や正答率のデータを出しています。
下の表は、第113回国家試験全受験者(63,301名)の半数以上にあたる、39,925名の自己採点データから割り出しました「第113回国家試験の一般問題科目別正答率」です。
人体 | 疾病 | 社保 | 基礎 | 成人 | 老年 | 小児 | 母性 | 精神 | 在宅 | 統合 |
54.1 | 55.9 | 57.9 | 78.5 | 66.3 | 69.7 | 68.3 | 72.2 | 79.9 | 85.3 | 87.2 |
ご覧いただくと、人体の構造と機能の正答率が54.1%、同様に疾病の成り立ちが55.9%と専門基礎科目の正答率が低いことがわかります。
受験生のうち苦手とする方が多いこれらの専門基礎科目ですが、「人体の仕組み」と「病気の成り立ち」は看護学を勉強するうえで基礎となる部分です。
これらの知識が曖昧だと、その他の科目(小児母性・成人・老年・精神看護)を勉強しても十分な理解に結びつきにくくなります。
「人の体の仕組みと機能」を学び、「正常と異常」を理解し、そこから生じる「疾患」を把握し、治療・看護へとつなげていくという科目を横断した勉強が、国試対策には必要となるのです。
できるだけこの夏の間に、「人体・疾病」の基礎知識をしっかりと固めて、秋からの勉強に役立ていきましょう。