東京アカデミー大阪校
ブログ
こんにちは、東京アカデミー助産師学校受験の大阪校担当者です。
いよいよ夏本番を向かえますが、みなさん体調管理には十分に注意してくださいね。
本日は、助産師学校受験を目指されている皆さまへ、本試験でも頻出分野の小児看護の特徴、母性の心理的特徴についてのお話しさせていただきます。
復習の意味も兼ねてご確認ください。
【小児看護の特徴】
➀小児は絶えず成長・発達を続けているため、成長・発達に応じた援助が必要である。
②感染に対する年齢的差や個人差を重視した援助が必要である。
③抵抗力が低いため、感染には厳重な注意が必要である。
④小児は病状の変化が速く、重篤な状態に陥りやすい。特に乳幼児では、不快や苦痛を言葉で的確に表現できないため、注意深く観察し、客観的なデータを収集することが必要である。
⑤小児は自分で危険から身を守ることができない。そのため、常に安全への配慮をし、環境を整え事故防止に努める必要がある。
⑥小児にとって環境が重大な影響を及ぼすことを考慮して、その弊害を最小限にする必要がある。
⑦小児は大人との信頼関係を築く時期である。人格形成の途中にあるため、医療者は言動や態度に十分注意をはらう必要がある。
⑧母と子を1つの単位と捉え、母親(家族)も看護の対象となる。看護への母親(家族)参加の奨励や家族への育児支援が必要である。
【母性の心理的特徴】
➀母性意識
女性が子どもを、また母親が自分の子どもを「可愛い」「好き」というような子どもに対する特定の感情である。母性意識が形成される基盤は思いやりからめばえるもの であり、成熟期における妊娠・出産・育児の経験を通して発展する。
②母性意識の発達に影響する要因
生育環境・性格特性・出産経験の受け止め方・早期母子接触や分離・社会的ストレス・夫婦関係など。
③父性意識
父性意識は母性意識に対する言葉としてあり、子どもに対する父親としての特別の感情である。自分の子どもへの特別な感情・保護・養育することの責任と義務に裏付けられる。一般に子どもの誕生により、父親としての自覚が生じてくるといわれている。
上記のような内容は、それぞれの分野の概念となるものです。
それらを意識、理解して今後の勉強に生かしてください!
東京アカデミーでは、助産学校受験のための教室対面クラスやZoomオンラインクラスがございます。
詳しくはこちらをご覧ください。