東京アカデミー東京校
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こんにちは。
東京アカデミー東京校・大高です。
前回に引き続き東京アカデミー教材から第38回(2024年実施)本試験的中問題の一部をご紹介いたします!
問題95 骨格筋の生理的特徴に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ 遅筋は、速筋より無酸素運動に適している。
⑵ 遅筋は、速筋よりトリグリセリド含量が少ない。
⑶ 遅筋は、速筋よりグリコーゲン含量が多い。
⑷ 遅筋は、速筋よりミトコンドリアに富む。
⑸ 遅筋は、速筋より疲労しやすい。
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東京アカデミー「全国公開模試」(午前問題36)的中!
運動器系に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 骨格筋には、横紋がない。
⑵ 筋グリコーゲンは、運動中の血糖値の維持に利用できない。
⑶ 速筋には、遅筋に比べてミトコンドリアが多く含まれる。
⑷ 廃用性筋萎縮は、加齢に伴う筋肉量の減少により生じる。
⑸ レジスタンス運動は、サルコペニアを進行させる。
解答
正答 ⑵
⑴ × 骨格筋は、横紋筋である。
⑵ ○ 筋肉にはグルコース- 6 -ホスファターゼがないため、筋グリコーゲンを分解して最終的にグルコースに代謝することができない。一方、肝臓にはグルコース- 6 -ホスファターゼがあるため、肝グリコーゲンを分解して最終的にグルコースに代謝して血糖値の維持に利用することができる。
⑶ × ミトコンドリアは、速筋(白筋)よりも遅筋(赤筋)に多く含まれる。
⑷ × 廃用性筋萎縮とは、ギプス固定や長期臥床など筋肉を使用しないことによって生じる筋原性萎縮をいう。
⑸ × おもりや抵抗で筋肉に負荷をかけて行うトレーニングをレジスタンス運動という。サルコペニアとは、加齢に伴う筋肉量の減少や筋力の低下をいい、不可逆性の変化ではなく、栄養状態の改善や運動療法により十分に回復することが可能な変化である。
問題58 特別用途食品および保健機能食品に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ 特別用途食品(とろみ調整用食品)は、特別用途食品の類型である病者用食品の 1 つである。
⑵ 栄養機能食品は、特別用途食品の 1 つである。
⑶ 特定保健用食品(規格基準型)は、規格基準を満たせば国の許可は不要である。
⑷ 機能性表示食品は、安全性や機能性の根拠に関する情報を厚生労働省に届け出る必要がある。
⑸ 機能性表示食品の対象には、生鮮食品が含まれる。
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東京アカデミー「全国公開模試」( 午前問題58)的中!
特別用途食品及び保健機能食品に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
⑴ アレルゲン除去食品は、病者用食品に分類される。
⑵ 栄養機能食品は、通常の食品では対応が困難な特別の用途が表示できる。
⑶ 栄養補助食品と表示された食品には、栄養成分の機能表示が義務づけられる。
⑷ 生鮮食品は、機能性表示食品の対象ではない。
⑸ 機能性表示食品は、その機能性及び安全性について国による評価を受けた旨を表示しなければならない。
解答
正答 ⑴
⑴ ○ アレルゲン除去食品は、特別用途食品の病者用食品(許可基準型)に分類される。
⑵ × 特別の用途が表示できるのは、特別用途食品である。
⑶ × 「栄養補助食品」は、保健機能食品ではなく「いわゆる健康食品(一般食品)」であるため、機能性の表示はできない。
⑷ × 機能性表示食品の対象は、特別用途食品、栄養機能食品、アルコールを含有する飲料、脂質やナトリウム等の過剰摂取につながる食品ではない食品全般であり、生鮮食品もその対象となる。
⑸ × 機能性表示食品は、その機能性及び安全性について国による評価を受けたものではない旨を表示しなければならない。機能性表示食品は、食品関連事業者(申請者)の責任において特定の保健の目的が期待できる旨の表示を行うものとして、届け出られたものであるが、その科学的根拠等について国による個別審査は受けていない。
〔参考〕
多くの受験生が苦手としている「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「基礎栄養学」「臨床栄養学」の3科目を関連付けて、代表的な疾患と病態のメカニズムの理解を深めます。
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