東京アカデミー大阪校
ブログ
こんにちは、看護師国家試験対策の予備校 東京アカデミー大阪校の担当者です。
これからますます暑くなりますが、体調管理には十分に注意してください。
今回は、下記の問題にぜひ挑戦してみてください。
①正答率70%以上の問題なのに、自分はまちがえた問題。
②五肢択一問題、五肢択二問題、組合せ問題など、受験生が苦手とする問題。
特に後者の問題は第112回から出題が増加しており、注意が必要です。
たとえば、この問題など、皆さんも苦手ではないでしょうか。
【弊社、過去の全国公開模試から】
ホルモンで正しいのはどれか。
1 .アドレナリンは血糖値を低下させる。
2 .糖質コルチコイドは血糖値を上昇させる。
3 .パラソルモンは甲状腺から分泌される。
4 .グルカゴンは肝臓から分泌される。
5 .黄体形成ホルモンは乳汁産生を促進させる。
五肢択一問題は、2問までは絞れるのですが、そこで過った方を選ぶ人が多いです。
この問題も、選択肢2と選択肢3で迷った人が多くいました。
ホルモンは名称はもちろん、①働き、②どこから分泌されるか、③ホルモンによる効果を理解する必要があります。
この問題も皆さんの記憶のあいまいさを突いた問題となりました。
正解は選択肢の2になります。
選択肢1は、血糖値を上昇させる、が正しい。
選択肢3は、甲状腺ではなく副甲状腺が正しい。
選択肢4は、肝臓ではなく膵臓が正しい。
選択肢5は、黄体形成ホルモンは排卵を促す、が正しい。
微妙な違いをついてきていますよね。もし、この問題を間違えたなら、もう一度①ホルモンの働きと②ホルモン分泌の効果をまとめてみてくださいね。
模試の解答解説には、選択肢の何が違うかが記載されています。参考にしてください。
【第114回看護師国家試験対策講座】