東京アカデミー東京校
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こんにちは。東京アカデミーの教員採用試験対策担当です。
前回の個人面接試験、前々回の場面指導のブログに続き、本日は、多くの自治体の二次試験で課させる《模擬授業》についてお話させていただきます。
《模擬授業》の評価の観点については、
「教科指導では、授業のねらいが明確で一貫性のある授業構成か、いかに児童生徒の興味・関心を引き出して動機付けを行うか」という点が重視されています。
大まかには上記が重視されていますが、自治体によっては、評価の観点をもう少し細かく出しているところもありますので、確認してみてください。
例えば…
○指導力・表現力
・板書・指示は的確か
・教材作成に創意工夫はあるか
・柔軟な対応ができているか
・子どもの意欲を引き出す構成か
○姿勢・態度
・活気や熱意があるか
・児童・生徒と向き合っているか
・安心感があるか
・誠実に取り組んでいるか
○人間性
・表情や動きに明るさや温かさがあるか
・児童生徒の考えや意見をしっかりと受け止めているか
○資質・情熱
・柔軟性に優れ、時と場に応じた指導ができているか
・児童生徒の気持ちに配慮しながら理解を深め、信頼を築こうとしているか
・児童生徒の興味関心や発言を引き出すための工夫をしているか
○指導力
・児童生徒の考え等を把握し、分かりやすい授業を行っているか
・授業のねらいが明確で、説明・発問が簡潔明瞭か
・児童生徒の発達段階と場に応じた指導をしているか
評価の観点をしっかりと意識した授業づくりをしましょう。
また、模擬授業後の個人面接の際に、「模擬授業を振り返ってどうだったか」「自己評価は何点か」「工夫したところはどこか」など、模擬授業について聞かれることもありますので、待ち時間などにご自身の模擬授業について振り返っておくことも大切です。
皆さんの二次試験が上手くいくように願っています☆