東京アカデミー金沢校
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こんにちは、東京アカデミー金沢校公務員担当です☺
さて、公務員試験を受験されるみなさま、書類準備でお困りではありませんか?
金沢校では、先日に引き続き、通学部生の方から個別添削依頼を多く受け付けています。
先日のブログでは書類作成の際に気を付けたい、構成と内容作りにおけるポイントをご紹介しました!
前回ブログ→書類の書き方、大丈夫? #1
前回ブログから文章の流れを把握し、内容を固めた次に意識したいのは文章の読みやすさ(親切さ)です!
例えば、
といった「読み手にとって不親切な文章」では、人事の方も細かく目を通すモチベーションが生まれず、伝えたいことを100%受け取ってもらうことができません😥
そこで本日は、うっかり間違える人が多い「文法ミス」についてお伝えしたいと思います!
この記事にあることを意識して、みなさんの魅力を最大限にアピールできる出願書類を作成してください✨
何度も添削を受けて内容が洗練されてきた書類を添削している際に、
「伝えたいことはわかるけれど、文章が読み難い」
と感じる非常にもったいないものを時折見かけます。
折角内容が練られていても、読み手が汲み取らなければならない文章では、伝えたいことを100%読み手に伝えることはできません。
こんな「もったいない」書類の課題点として多いのは、初歩的な「文法ミス」が挙げられます。
書類添削でよく見かける文法的間違いは、
たりたりの誤用、主語抜け、受ける述語が無い主語、修飾語の位置などです。
「休日をジュースやアイスを食べたり、趣味の小説本を読んで過ごします。」
という文章があります。
この文章には上で挙げた間違いが含まれています。
たりたりの誤用
→「休日の過ごし方」という話題に対して文中で複数の項目を挙げる際、「~たり」という表現を使用するときは基本的に2回以上で使用しなければなりません。
(ただし、列挙する項目が多くなる場合は別の表現の方が適切です。読み易さを基準に考えてみましょう。)
主語抜け
→上記文章を簡略化した場合「私は~休日を過ごす」という文章になりますので、本来は文頭に「私」という主語が必要となります。
(ただし、志望動機など誰が主語なのか露骨な項目の場合、意図的に主語を抜く場合があります。)
受ける述語が無い主語
→「アイスを食べる」と言いますが、「ジュースを食べる」とは言いませんよね。本来この二つには別々の述語が必要です。
修飾語の位置
→上記文章には「過ごす」という述語を修飾する言葉として「休日を(何を)」「~飲んだり~食べたり~読んで(どのように)」という2点があります。
一つの述語に複数の修飾語を使用する場合は、長いものを前にもってくると、伝わりやすい文章となります。
以上を修正すると、
「私は、ジュースを飲んだり、アイスを食べたり、趣味の小説本を読んで休日を過ごします。」
という文章になります。
修正前の文章に比べると一読しただけでも意味が伝わりやすい文章になったかと思います。
このように「初見の人でも内容が伝わりやすいか」という親切な目線を持つことで、読みやすい文章を書くことができます😊
誤字脱字に関しては、小さなミスだとしても、
「(ある種、将来のかかった)重要書類の見直しもしない人なのかな?」
「出願書類一枚でもケアレスミスを発生させてしまう人なのかな?」
と思われてしまう可能性があります💦
誰にでも起こりうるけれど、誰にでも避けられるような、内容に関わらないリスクは避ける為の努力を尽くしましょう!
以上で今回の記事はおしまいですが、
「書いてみたけど、内容に自信がない……」
「提出前に他の人の目で見てほしい!」
という受講生のみなさん、私たち教務スタッフを頼ってください!
添削依頼をいただければ、随時添削を行いますので是非、ご活用ください!
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