東京アカデミー大阪校
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皆さんこんにちは、東京アカデミー公務員試験担当です。
日向灘を震源とする8月8日の地震を受け、気象庁から南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。すでにネット上には、フェイクニュースが溢れていますので、情報の発信元にはしっかりと注意を払うことも重要です。(災害関連のニュースは、特に気象庁が発信する情報に注目する)
また、災害が起こる前に行うべき「備え」に取り組む必要があります。面接試験や論作文試験等において、「大規模災害に備えるため、どのような取り組みをしていますか」と問われることも十分に予想できます。いますぐ実行しましょう!
・家具の固定や置き方の工夫
・食料や飲料の備蓄
・非常用持ち出しバッグの準備
・身の回りの人との安否確認方法の共有
・避難場所と避難経路の確認
大規模災害に関する知識も深める必要があります。
予想問題にチャレンジしてみよう!(解答は記事の最後に記載)
次の大災害に関する記述のうち、正しいものはどれか。
1 関東大震災では家屋の倒壊などによる圧死が一番多かった。
2 阪神淡路大震災をきっかけに、法令改正で初めて耐震基準が定められ、現在の建築基準法の基になった。
3 直下型地震とは、海のプレートと陸のプレートの境界で発生する地震のことを指す。
4 長期的に見て日本では1時間に50ミリ以上の「滝のように降る雨」が増加しており、線状降水帯による豪雨災害が発生している。
5 台風は9月以降になると日本付近を通り、梅雨前線の活動を活発にし大雨を降らせることがある。この時期に伊勢湾台風が発生し大きな災害をもたらした。
《予想問題の解答》
正解…4
1 × 関東大震災では「大正大震火災」と呼ばれるほど火災による犠牲者が多かった。倒壊による圧死が多かったのは阪神淡路大震災。
2 × 耐震基準が定められるきっかけとなったのは、関東大震災。レンガ造りや木造住宅が倒壊したため、震災後は鉄筋コンクリート造りが主流となった。
3 × 問題文は海溝型地震のもの。直下型地震は人の住む地域に発生し、震源地がその地域の真下にある地震のことを指す。地表近くの活断層による地震、太平洋プレートの内部破壊などが原因で発生する。
4 〇 線状降水帯は数時間にわたってほぼ同じ場所に大雨を降らせ続けるため、豪雨災害発生の危険度が急激に高まる。
5 × 梅雨前線ではなく秋雨前線。9月上旬~10月中旬にかけ、北から流れる冷たい空気と南から流れる暖かい空気がぶつかり、秋雨前線が発生する。
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