東京アカデミー池袋校
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、面接対策(自己PR)についてご紹介します。
面接試験対策を行う上での柱は2本あります。1本は「志望動機」、もう一つの柱は「自己PR」です。
この自己PRは、自分がPRしたいことをPRするものではありません。あくまで面接官(=受験自治体)が求めている人物像を前提に、PRできるものを考えることになります。
自己PRだと、ありがちなのが、「何事にも真面目に取り組みます!」「こつこつと目標達成まで努力することができます!」「コミュニケーション力があります!」といったものです。絶対にダメというわけではありませんが、何を基準にコミュニケーション力がある!としているのか、真面目だ!と言っているか・・・。自分の周りの友人に比べると…、バイト先の仲間の中では…、いずれにしても説得力に欠けます。どうしても、コミュニケーション力を武器にしたいのであれば、限定をかけるべきです。例えば、『私は大学2年時に海外留学を経験しており、○ヵ月○○という国で勉強してきました。そこでは、私だけではなく多くの国々から留学生が来ており、異なる文化や価値観を持つもの同士が、切磋琢磨している環境がありました。そのような環境の中で私も積極的に関わり、学んできたことで、異なる文化や価値観を持つ相手へのコミュニケーション力は身に付いたと実感しております。このような力はグローバル化が進んでいく中で、公務員となった時にも…』という話し方で、対象や状況を限定させることで、面接官がイメージしやすくなります。いずれにしても、自己PRの題材となるものについては、どのような環境で、どのように努力してきたことで身に付いたのか、それを活かすことでどのような実績をあげてきたのか、公務員として活かせば何ができるのか。これらのことをきっちりと話すことができるような準備が必要です。
★自己PRの基本モデル
A:アピールポイント (明快なキャッチフレーズ)
↓
B:それを裏づける実績・経験
↓
C:これから(入庁後)どのように活かすか
アピールポイント(A要素)は、わかりやすいキャッチフレーズの形で示すこと。
たとえば「コミュニケーション能力」「責任感」「積極性」「協調性」などいかにもありがちなキーワードだけだと弱い。キーワードに限定句をかけ、より具体的で自分らしい表現にするとよい。
例:
△コミュニケーション能力の高さ → ○言語や文化、習慣の異なる相手に対するコミュニケーション能力の高さ
△積極性 → ○危機的な状況のもとで、率先して周囲を引っ張る積極性
また、アピールポイントを言葉にする際には、志望先自治体の「求める人材像」などをきちんと確認しておく必要があります。職業生活に関連するさまざまな一般的スキル(コアスキル)のうち、自信があり、なおかつ「公務員の仕事に活かせるもの」という視点から検討してみましょう。
東京アカデミーでは面接対策として「個人面接対策講座」が受講可能となっておりますので、こちらもぜひご利用ください。