東京アカデミー神戸校
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こんにちは。東京アカデミー神戸校教員採用担当です。
日本の教師を取り巻く環境の現状について、以下の表のように時間外在校時間は改善していますが(以下の表より)、依然として時間外在校時間の長い教師が存在しています。
その他、教師不足や教師のメンタルヘルス対策などの課題もあり、教師を取り巻く環境の抜本的な改革が必要とされています。
〈教師の時間外在校時間の推移(平成28年度→令和4年度)》
小学校 | 中学校 |
約59時間→約41時間 | 約81時間→約58時間 |
(教員勤務実態調査より推計。教諭・月当たり)
文部科学省は課題解決のために公立小中学校の授業数について、週当たりの授業数の削減を促す方針です。
小中学校の年間の標準授業数は、学校教育法施行規則で学年ごとに定められています。
国が定める年間の標準授業時数の1,015単位時間を35週にわたって実施することを前提に、週当たり 29 単位時間の授業を行う必要があるとの認識が学校には根強いようです。
ただ、実際には年間の授業日数は 200日程度(40週)が一般的であり、必ずしも 1,015単位時間を確保するために週29単位時間の授業を実施する必要はなく、国は、週当たりの単位時間数が 29 単位時間よりも少ない教育課程編成の具体的な例なども紹介し、各教育委員会や各学校が積極的に教育課程編成の見直しに取り組むための情報提供を行うようです。
茨城県守谷市は、「週3日の5時間制」(週27単位時間)を実現し、教員の早期退勤につなげています。
【守谷型カリキュラム・マネジメント】
<内容>
・市内にある全ての公立の小中学校で、小4~中3は月曜日から金曜日まで6時間授業だったものを、月・水・金曜日の週3日は5時間授業に変えた。
・3学期制を前期・後期の2学期制として、始業式や終業式も授業を実施した。
<効果>
・勤務改善により教員は放課後を翌日の授業準備や児童生徒と向き合う時間の確保に充てることができ、長時間労働の是正にもつながる。
・児童生徒の学びの質が向上する。
・児童生徒の帰宅時刻の遅れを回避で、安全・安心の確保につながる。
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