東京アカデミー大阪校
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【教員採用試験】「模擬授業」、どんな風に準備する？

試験情報

2024.08.23

こんにちは、東京アカデミー大阪校の教員採用担当です。

2024年夏の教員採用試験、すでに終えられた皆さま、お疲れさまでした。

本番が近づいてきている皆さま、これまでのご自身の努力を最大限発揮できる試験本番になりますよう、大阪校教員採用担当一同心から応援しております！

試験が終わりましたら、当日のご状況や手応えなどお聞かせいただきたく思います。メールやお電話など、大阪校へご一報くださいませ。（もちろんご来校くださるのも大歓迎です！お待ちしております！）

さて、東京アカデミーでは2025年夏の教員採用試験に向けた対策の準備も進んでおります。

・９月～　勉強法セミナー実施

・10月～　通年講座開講

を予定しております。

また、９月や次年度の春に教育実習を控えておられる学生の方もいらっしゃると思います。

2025年夏の教員採用試験に向けて、あるいは教育実習に向けて、今回のブログが参考になればうれしいです。

◎教員採用試験の「模擬授業」とは？

教員採用試験の試験内容には「模擬授業」というものが課されます。

目の前に児童生徒がいることを想定して、どのように授業を計画し進行するのか／児童生徒とどのように授業を通して関わるのか／教科等に対する知識理解はどうか…などが評価されます。

模擬授業の形式は、自治体によって異なります。

・模擬授業を何分行うのか。

・模擬授業のテーマは事前に知らされるのか、当日試験直前に知らされるのか。

・教材は決められているのか、自分で決めるのか。事前に知らされるのか、当日試験直前に知らされるのか。

・ホワイトボードや黒板、ICT機器を使用するのか。

・児童生徒役は居るのか。（面接官か、他受験者か。）

（例）　

自治体	模擬授業実施時間	模擬授業テーマ	その他特徴
大阪府	４分30秒	・事前に発表される「模擬授業テーマ一覧」の表中に示された内容から一つ選んで行う。	・ホワイトボード、マーカー、タブレット等の使用は不可。・面接員を児童生徒と想定して授業を行う。ただし、面接員とのやり取りは一切不可。
兵庫県	約15分（「中学校・特別支援学校区分」における「特別支援学校」での合格者は、「特別支援学校」で約15分、「教科専門」で約10分の合計約25分）	・ICT活用を求められる区分は、事前に教材がある程度絞られており、当日その中から具体的なものが指示される。・ICT活用を求められていない区分は、事前に分野が提示されており、当日具体的な教材が指示される。	・「中学校・特別支援学校区分（国語、社会、数学、理科、技術）」、「高等学校区分（国語、地理歴史・公民、数学、理科）」の受験者は、ICTを活用した模擬授業を実施。（ICT機器は受験者が自身で準備。）・上記以外の受験者は、必ず黒板（ホワイトボード）を使用する。・「養護教諭区分」は、模擬授業ではなく約８分間の模擬保健指導を実施。
神奈川県	10分間（導入から展開にかけた最初の部分）	・テーマが定められており、そのテーマに沿った１時間単位の授業計画を事前に立て、A4サイズの指導案を作成し、実施する。	・同じグループの受験者が児童生徒役になる。