東京アカデミー大阪校
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みなさん、こんにちは。東京アカデミー公務員担当です🙋
みなさんは「スモールコンセッション」という言葉を聞いたことがありますか?
国土交通省では、このスモールコンセッションの推進に向けて支援を強化する方針です。
それでは、一緒に学んでいきましょう!!
スモールコンセッションとは、地方公共団体が所有・取得する身近で小規模な遊休不動産(空き公共施設等)について、民間の創意工夫を最大限に生かした事業運営(コンセッションをはじめとしたPPP/PFI事業)により、官民連携で地域課題の解決やエリア価値向上につなげる取組みの総称です。
特徴としては、従来もたれがちなPPP/PFI(官民連携)のイメージから脱却するため、スモールコンセッションの取組みでは「手続きがより簡略・短期間」「民間アイディア等の積極的な取入れ」「エリアとの連携・波及」などがあります。
★PPP・・・公共施設等の建設、維持管理、運営等を行政と民間が連携して行うことにより、民間の創意工夫等を活用し、財政資金の効率的使用や行政の効率化を図るもの。
★PFI・・・PFI法に基づき、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法。
政府はPFIの新たな分野としてスモールコンセッションを推進する方針を示していますが、多くの課題が残されています。
PFIの実績やノウハウが少ない自治体は導入に抵抗感を抱えており、民間にとっても参入のハードルが高いことや、詳細なプロセスを踏む必要があることなどが導入への障壁となっています。
これらの課題解決に向け、国交省は「スモールコンセッション推進方策」を策定しました。2024年度中に構想からガイドラインの作成を行います。支援制度の一覧や資金調達手法も紹介し、スモールコンセッションの実施を後押しします。
空き家や廃校を増えていく中、これらを有効活用することでエリアの再生につながると思います。まだまだ知名度の低いスモールコンセッションですが、官民からの関心を集め、地域活性化につなげていくことが今後の課題となりそうです。
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