東京アカデミー大阪校
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皆さんこんにちは!
公務員試験対策の予備校、東京アカデミー大阪校公務員担当です。
さて、今回はタイトルにもあるように、交通遺児とヤングケアラーの問題について考えたいと思います。
交通遺児とは交通事故によって、家族を亡くしたり後遺障害を持って就学が困難となった子どもたちのことを指します。
そのため、金銭面や精神面での支援が必要となり交通遺児育英会が支援金を支給するなどして多くの支援を行っています。
ヤングケアラーは公務員の試験でもよく出題される言葉の一つですね。
改めておさらいをすると、本来親が実施するようなことを担っている18歳未満のことを指します。
親が介護が必要となり、子どもがその介護が担っているのもその一例となります。
先日、交通遺児育英会が交通遺児に対しアンケートを行った結果、2割の交通遺児がヤングケアラーの状態であることがわかりました。
一番多く世話をしているのは父親で、次いで母親の世話が多くなっています。
世話の内容は、「外出の付き添い」「家事」が多くありました。
また、その大半が自治体の相談窓口を利用したことがないとの結果でした。
「相談しても状況が変わらない」「家族のことだから話しにくい」といったことが主な理由です。
もちろん交通遺児育英会が引き続き支援をしていく必要があるかと思いますが、
自治体も手厚い支援する必要があるかと思います。
面談や支援金の補助など、自治体と協力してこそより強い支援ができそうですね。
参考:https://www.jiji.com/jc/article?k=2024082300659&g=soc