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今回は、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)についてピックアップ。
PISAや全国学力・学習状況調査と混同しがちですが、こちらは歴史が長い理系科目の調査ということ、対象学年が違うということ等を意識して覚えておきましょう。
TIMSSとはTrends in International Mathematics and Science Studyの略称であり、国際教育到達度評価学会(IEA)が初等中等教育段階における児童生徒の算数・数学及び理科の教育到達度(educational achievement)を国際的な尺度によって測定し、児童生徒の学習環境条件等の諸要因との関係を参加国間におけるそれらの違いを利用して組織的に研究する目的をもつもので、国際教育到達度評価学会(IEA)によって1964(昭和39)年から実施されています。1995(平成7)年から4年ごとに、第4学年(小学校4年生)及び第8学年(中学校2 年生)を対象に行われています。
2019(平成31)年調査から筆記型調査とコンピュータ使用型調査を選択することができ、日本は筆記型調査により参加している。
平均得点及び順位の推移
(文部科学省「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2019)のポイント」より作成)
2019(平成31)年調査結果として、教科の平均得点についてはいては、小学校・中学校いずれも、算数・数学、理科ともに、引き続き高い水準を維持しているものの、前回調査に比べ、小学校理科においては平均得点が有意に低下しており、中学校数学においては平均得点が有意に上昇している。質問紙調査については、小学校・中学校いずれも、算数・数学、理科ともに、前回調査に比べ、「勉強は楽しい」と答えた児童生徒の割合は増加しており、小学校理科について「勉強は楽しい」と答えた児童の割合は、引き続き国際平均を上回っている。しかし、小学校算数、中学校数学及び中学校理科について「勉強は楽しい」と答えた児童生徒の割合は、国際平均を下回っています。
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