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【教員採用】「D-EST（ディーエスト）」をご存知ですか？
お知らせ
こんにちは。東京アカデミー岡山校 教員採用試験対策担当 青木です。
唐突ですが、災害時の教職員派遣チームがあることをご存知でしょうか。
少し前の話題ではありますが、災害時の教育について国が動いているようですので、紹介します。
大規模災害時 教職員を派遣する仕組みの構築
「大規模災害時に教職員を派遣する仕組み」は「D-EST（ディーエスト）」と言います。
「Disaster Education Support Team」の略称です。
文部科学省が仕組み構築を検討中です。文科省職員の派遣、被災地外からの学校支援チーム派遣、文科省調整による応援教職員・スクールカウンセラー（SC）派遣を行い、災害時でも子どもたちの学びの場を提供し、学校再開支援に当たります。最終報告は年内をめどにまとめる予定としています。
現在、災害時の教職員派遣チームは５県に存在
・最初に発足したのは兵庫県（平成１２年）。
・次いで熊本県が平成３０年に発足し、宮城県（令和元年）、三重県（令和３年）、岡山県（令和４年）と発足。
・５県合わせて、約800名のメンバーがいます。
活動を通じて把握した現場のニーズを国の支援策につなげていくことは十分でなく、国でも連携体制をつくっていなかった、として、今後、国で先行事例を整理し、全国へ周知。各自治体に設置を促す他、学校支援チーム設置自治体間の連携体制を整える方針です。
「災害時学校支援チームおかやま」の最新の活動
令和６年１月１日に発生した能登半島地震への支援のため、石川県七尾市内の避難所となっている学校等へ、のべ２６名が派遣されました。
活動の大きな柱は「学校再開に向けた支援」と「避難所運営にかかわる支援」の２つです。
詳細は、ぜひ以下をご覧ください！
「災害時学校支援チームおかやま」について
関連記事：
災害時の教職員派遣チーム「D-EST」構築へ 文科省が中間まとめ2024年08月30日
８月８日には「南海トラフ地震関連解説情報」が発令され、緊迫したお盆期間でしたね。結果、大きな地震は起こらず、８月１５日には解除されました。
しかし、台風１０号の接近に伴い、再び大きな被害や移動制限があり、混乱の夏でした。
災害が起きた時、迅速に対応していくための仕組みや、これまでの取り組みを調べることも必要ですね。また、自分には何ができるか考えていきましょう。
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